また失業認定

4週に一度のため7月二度目の失業認定。いつものように9時に川越のハローワークへ行く。夏休みで家にいる娘に一緒に行くかと声をかけるが、一言「家で留守番している」と返事が返ってくる。
失業認定の手続きはいつものごとく5分足らずで終了。ここ何回はワローワークの後、鶴ヶ島に戻って10時の開店と同時にベイシアで買い物をする。妻にとっては私と一緒にスーパーへ行くのが楽しみの一つになっている。毎週土日の買出しと月に一度のスーパー通いを本当に楽しみにしているみたいだ。そして買い物の後はファミレスで昼食をとる。それから家に妻を送ってから会社へ行くわけだ。
妻にとっては月に一度の失業認定は、私とのドライブであり、ショッピング、昼食という一連の、まあいってしまえばデートみたいな感覚でいるのだろうと思う。体が不自由になってしまい一人で自由に行動することが出来なくなったのだから、こうした小さな楽しみなんだろう、だから出来るだけつきあってあげたいとは思ってはいる。とはいえこの失業認定も後数回を残すだけではあるのだけれど。
失業認定と雇用保険の支払い、それは長く勤めてきたあげく病を負った妻にとってのささやかな代償あるいはお小遣いみたいなものだ。だから出来るだけ彼女のために遣おうと思っている。ゆめゆめ生活費への繰り込みはやめようとは思っている。とはいえ4週に一度のハローワーク通いにずっと付き合っているこちらとしては、やはり会社との兼ね合いでいろいろある、けっしてなにもないわけではない。今年だけという限定でしかも妻が肢体不自由だからということで、ある意味無理矢理認めてもらっている毎月の半休なのである。
妻にとってはある意味月一での夫とのささやかなデートなのかもしれないけど、それも後数回で終了になるということだ。