オーディオ購入

最近ヤフオクジャンキーぶりに拍車がかかってきている。去年までは子どもの洋服中心、それも一着せいぜい2000円前後をいったりきたりと可愛いものだった。それが今年に入ってからは、箱モノがメインになりつつある。中古とはいえPC買ったり、新古品のipodに手だしたりと。
で、つい先日も衝動買いしちゃったのがこれ。

http://pioneer.jp/press/release76-j.html
8〜9年経過している中古品だから、はずれモノつかまされるとけっこうショックかなとも思ったが、まあ本当にイキオイで買ってしまった。落札金額は13000円ほど。これが妥当な金額かどうかも実はわからない。音楽好きの割りに実はオーディオ音痴なのである。ある意味聞ければなんでもいいみたいな感覚の持ち主だし、音に凝っても所詮個人住宅ではジャズ喫茶で聴くような良い音再現できまい、またその金も無しみたいな割りきりもあった。
実際これまでずっと使っていたのだって、ソニーLBT-B610、通称リバティ。所謂バブルシスコンみたいなやつだから。これだって昔々、15年くらい前になるだろうか、秋葉原に営業いってた頃に佐藤無線通りかかって店頭でデモやっているのを眺めていて、数分後には契約してたっていうくらいの衝動買いだったんだもの。
当時、コンピューター系の雑誌、書籍を出している出版社の営業やっていたので週に一回は必ず秋葉原に顔出していたんだ。NECがやっていたサービスセンター、ビットインなんかは、コンピュータオタクの聖域みたいな場所だったから、けっこうコンピュータ系の雑誌書籍が売れたんだね。さらにはできたばかりのラオックスコンピュータ館なんかも飛ぶようにその手の本が売れた。ここなんか開館当時は、担当者なんて本の売り方なんも知らなかったから(まあ電気屋さんだからしょうがないけど)、出版社の営業としてはもうやりたい放題だったな。陳列はこんな風にやるといいよとばかりに、棚一本自社本、面陳列で埋め尽くしたこともある。あそこは売れましたね。
でもね、無根拠にそういうことやったわけじゃない。棚がすかすかだったし、きちんと補充もしないで、ストックにはてんこ盛りみたいな状態だったから。ストックはあんまり持たない。まめに補充。陳列は出来る限りボリュームあるように見せるみたいな、まあ基本中の基本を実地で見せただけ。そういう時って、本屋経験あり、取次経験ありの版元営業っていうキャリアが信憑性というか、説得力もあったんだね。
しかし当時の秋葉原はコンピュータオタクの聖地みたいな感じで、なんか妙に汗臭い雰囲気の街だった。今風のオタクの聖地とは別の雰囲気だったんだよな。 今は駅前もずいぶんと綺麗になっているみたいだし。あの駅前のテキヤみたいな街頭販売とかはもうないんだろうか。穴あき包丁とか、なんでも落ちる魔法の洗剤とかいろいろあったのだが。あと大通りから一歩はずれるとジャンク屋が軒つらねていて、あれも面白かった。オウム真理教がやっていたパソコンショップなんていうのもあったな。若手の信者=パシリみたいなのが声張り上げて宣伝していたっけ。
もし今でも営業で秋葉原とか回るようだったら、けっこう面白いんだろうな。やっぱり仕事さぽってメイド喫茶とかいっちゃうんだろうか。
話は脱線した。何の話だ。そう、オーディオだ。とりあえず届いたその日にセットアップして聴いてみたのだが、けっこう良い音だしてくれる。仕様を確認すると、総合出力は25W+25Wでリバティの50W+50Wに比べると非力な感じもするのだが、どうしてどうして音の差は歴然たるものがある感じだ。15年前に10数万したバブルシスコンと8〜9年前にやっぱりそれくらいしたミニコンということになるのだが。まあとりあえずそこそこの良い音で音楽聴けてそれはそれは幸福だということ。まあ2〜3年こういう音が楽しめれば、そこそこお買い得ということになる。
とりあえずヤフオク、中古生活万歳!!