五十肩

皮膚科と同じフロアにある整形外科に行ってみる。去年の暮れからずっと悩んでいる五十肩の治療のため。一度会社近くの医者にいってみて、五十肩と診断された。その時は厳密にいうと四十肩だったんだけど。
しかしこの症状が全然改善されない。普通にしていても肩に違和感がある。腕の上げ下げで痛みがある。そして一番困るのは不用意に力を入れた時に激痛が走ること。例えば、ボールを取ろうとして腕をあげた時、バランスをくずして右手をついた時など。ほとんどのた打ち回るような痛みだ。利き腕のほうだから始末に悪い。最近、娘がギターを引っ張り出してきたので、弾き方を教えてあげようとしたら、痛みで弾けない。スクロークとかができない。これにはまいった。
原因ははっきりしている。老化・・・・、情けないな〜。で、治るかって。治るらしい。会社近くの医師の見立てでは半年くらいで痛みはなくなるということだった。でもすでに九ヶ月痛みを抱えている。今回診てくれた医者は、だいたい一年くらいで痛みは消えるが、長い人だと二〜三年かかる場合もあるということ。それとこの医師はとにかく痛みがあっても肩を動かすことを勤行するようにと強調した。そうでないと肩関節の機能が著しく低下するとのことだった。実際、私の肩はかなり状態が悪く、腕もあがらない状態だという。でも、レントゲンを見る限りでは骨も関節も綺麗だという。綺麗といわれても困るんだけど。
最後に山のような薬(塗り薬、貼り薬、痛み止めの飲み薬)を処方されて帰ってきた。結局のところこの痛みと付き合っていく以外にないのだろうな。訳知り顔で言ってしまえばさあ、齢をとるということはこういうことなんだろうな。様々な痛み、様々な機能低下、そういうものを受け入れて、付き合って行くということだ。
五十肩、なんというか情けない病名だな。かといって肩関節周囲炎といってもさあ、「何それ、あ〜っ、五十肩ね」と一言で片付けられちゃう。
http://www.selfdoctor.net/q_and_a/2003_10/kata/kata.html
http://www.minohonosaru.com/gojyuutkatateatehou.html