関東に急接近するといわれた大型台風は、千葉県沖をゆっくりと進んでいる。千葉や都内はけっこう雨風あるようだが、埼玉はというとほとんど影響がない。昼頃にちょっと強めの雨が降ったがすぐに止んだみたいだった。海水の温度が高いため本州沿いを進みながらも台風は発達を続け、本州すれすれにあるのに台風の目がはっきりしている。上陸したらかなりの被害が出たのだろうが、予想よりも東の海上を進んでいるようだ。SNSでも予想が外れた、みたいな声も多くあがっていたような。
夜、7時過ぎに買い物に行こうと車を出す。道路は完全に乾いた状態だ。車庫から道路に出てすぐにナビから「パーキングブレーキを確認してください」のアナウンスが流れる。パーキングブレーキは当然解除されているのだが、念のため一度踏み込んでかけてまた解除してみる。それでもアナウンスは流れる。エンジンを一度切ってまたかけるがアナウンスが出る。ナビの画面にも同じようなメッセージが表示される。仕方なくグルっと回ってから車庫に入れる。
時間が時間だから出るかどうか判らないが、ディーラーに電話をしてみる。若そうな男性が出たので、事象を説明する。電話をハンズフリーにして、車をもう一度車庫から出して近所を一周する。「パーキングブレーキを確認してください」のメッセージは電話で向こうにも伝わったみたいだ。
翌日は新車の一か月点検の予約を入れている。でもこんなにアナウンスが出続けるようではディーラーまで行くのは難しいかもしれない。「もし明日も同じようにアナウンスが出るようだと、そちらまで行けないので来てもらうかもしれない」と告げて電話を切った。
結局、買い物には行けず仕舞になってしまった。買い物の目的はよく行く大型スーパーで、中華のクックドゥが99円1日限りという広告があったので、少し買い置きしようかと思ったのだが残念なことだ。しかし広告品に飛びつく高齢者である。つくずく庶民だなと自嘲するような気分。
自室に戻って念のためというか、なにか解決策はないかとネットで検索をかけてみる。「パーキングブレーキを確認してください ナビ」とかで検索する。するとすぐに引っかかる。本田ではなくダイハツのタントとかでそういう症状がでているみたいだ。次に「パーキングブレーキを確認してください ナビ」のあとに「ホンダ」と入れて検索してみる。するとすぐにこんな動画が見つかった。
でもってこの動画のとおりにナビ設定からパーキングブレーキアラームの「使用する」を「使用しない」にしてみると「パーキングブレーキを確認してください」のメッセージは消えて問題は解消された。

それからいくつかのサイトとかをあたってみる。この症状はどういうことなのかというと、どうもナビで走行中にテレビ等を視聴できるように設定していることが理由のようだ。ナビは通常は走行中はテレビ視聴もできないし、そもそも操作もできないようになっている。でもやっぱり走行中に操作もしたいし、助手席の人はテレビも見れるものなら見たい。なのでカー用品店やディーラーなどでも、走行中にテレビ視聴ができるようなキット(テレビキャンセラー)をつけるなどしてくれる。
それは具体的にいうと、ナビとテレビがセットになっているものだと、パーキングブレーキがかかっていることをナビが確認して操作できるようにしたり、テレビ視聴ができるようしている。ようはナビにパーキングブレーキがかかっているという電気信号を与えているというようなことらしい。
なのでナビの設定でパーキングブレーキアラームの設定を「使用する」にすると、パーキングブレーキがかかっているのに走行しているということになり、「確認しろ」というアナウンスが流れるとそういうことらしい。
いわれてみると前日、いろいろとナビの設定画面をいじったりしていたので、そのときにパーキングブレーキの設定をしたのかもしれない。まああまり記憶はないのだが。
もっともその前提として、ナビの操作やテレビの視聴を走行中にしていいのか、違法ではないかという問題がある。道交法的にいえば運転者が操作したりテレビ視聴したりするのは間違いなく違法である。でも同乗者が操作したりテレビ視聴したりするのは違法でもなんでもない。そういう抜け穴的なエクスキューズが成立する。
まあうちの場合、ナビのテレビはほとんどつけることはない。たまに妻が見たい番組があるというときだけつける。自分は興味がないし、たいていはナビにつないだIpodでひたすら音楽流しているだけ。そしてナビについても基本は車動かす前に行先をいれるだけで走行中に操作はしない。いちおうそういうことにしておく。というか自分の運転に自信があるほうではないので、けっこうしっかりハンドル握って運転に集中することが多いほうだ。
しかしナビのテレビ視聴やテレビキャンセラーの原理が、パーキングブレーキと連動しているとは思いもよらなかった。
とりあえず問題が解決した。もう夕食を作る気もなくなったので、外食をとることにして車を走らせた。途中でディーラーの営業担当から電話があった(もちろんハンズフリー)。休みだったが会社から連絡があったので電話をかけたという(偉いやっちゃ)。そこで問題は解決したことを告げた。担当もナビの設定をいじるとそういうアナウンスが流れるということを話してくれた。けっこうそういうことでの問い合わせはあるにはあるらしい。ようは自分のようによく判らないのに設定画面をいじるおっちょこちょいがいると、そういうことらしい。
せっかくの休み中に連絡をくれたことに詫びを言って電話をきった。これで翌日の一か月点検に行くことができる。