アパートの引渡し

午前中から始動。開店と同時にヤマダ電機に行き、電子レンジと炊飯器を購入。兄の新居での最低限の生活のために必要なものを買い揃えるためいたしかたなし。
その後新居の団地に持ち込んで設置。その他コマゴマと仕事してから、兄のアパートの引渡しに立ち会うため横浜へ車で向かう。
とにかく荒れた生活していたから、部屋も相当に傷んでいる。ここ数週間の清掃でだいぶよくなってはいるけれど、それでも修復のためえらい請求とかされる可能性もある。正直、これ以上どのくらいかかるのかとヒヤヒヤなのである。ネットで原状回復について調べてみるとこういうものが出回っていることを知る。
<現状回復をめぐるトラブルとガイドライン>(改訂版)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/genzyokaifukugaido.pdf
10日くらい前にダウンロードしておいたものを、朝方につらつら画面上で読み、必要な頁をプリントアウトした。ようはアパート退去時のトラブルを防ぐために国交省ガイドラインまとめたというものだ。
兄は今のアパートに住んで15年くらい経つ。これだけ済んでいるとガイドラインに沿っていえば、どんなに現状回復のための費用を請求されても耐用年数との兼ね合いでいえば、負担割合は1割程度となるようだ。これは使えるなと思った。
付け焼刃的理論武装ながら、立ち会いにきた管理会社の人間とのやり取りでは、それとなくガイドラインの話をして、できれば敷金と支払い済みの家賃の範囲内で費用を支払うのはやぶさかではないけれど、それ以上に請求された場合は、異議申し立てを行う旨をやんわりと伝えたりする。
担当者は当然ガイドラインのことも知っていて、ただしこれは法律でも条例でもないといちおうの反論をいう。こっちもそれは知っているけれど、いざ裁判となったときにはこのガイドラインに沿った形で結審することが通例だとも話す。おたがい言葉柔らかく、やんわりとやんわりと大人の会話である。
管理会社の担当者も事前に聞いていた部屋の状態からすると、まあ普通に荷物は片付けられ、清掃も行われていること、15年済んだうえでのそれなりの傷みかたということは認めていた。
預けた金額の範囲内で費用負担が済めばいいのだが、どうなるのだろう。とにかくここの部分がクリアされると、ほとんど引越しに関する事柄は終了する。早く終われ、早く終われと思う。
4時過ぎに兄と二人でアパートを退去。川越の団地に着いたのは6時頃だったか。それからは簡単な後片付けをしてから、またまたホームセンターに行きいろいろと必要なものを購入。そうそう持ってきたガスレンジがあまりにも油でベトベトだったので、これも新しいものに買い換える。新しい生活をさせるための初期費用だと割り切ることにする。