ロバート・ヴォーン死去

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米俳優のロバート・ボーンさん死去 映画「荒野の七人」:朝日新聞デジタル
 ロバート・ボーンさん(米俳優)米メディアによると、11日、ニューヨークの病院で死去、83歳。急性白血病で治療を受けていた。
ニューヨーク生まれ。黒沢明監督の「七人の侍」を西部劇としてリメイクした米映画「荒野の七人」(60年)などに出演。60年代に放送されたテレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」で主役を演じ、世界的スターとなった。「復活の日」(80年)など日本映画にも登場した。(時事)

http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=39812
 割と最近、友人と飲んだときに「ナポレオン・ソロ」の話題で盛り上がっていた。子どもの頃、毎週楽しみに観ていた記憶がある。なので劇場版映画も「0011ナポレオン・ソロ/ミニコプター作戦 」とかをけっこう追っかけて観ている。当時小学生なのになにやってたんだろう。この映画も荒唐無稽だし、一人乗りの小型ミニコプターなんて最初にちょっとだけ出てくるだけだった。後、この手のスパイものに必ずお色気シーンでは、サイレンサー付きの銃をもったソロが女性の入浴しているところに闖入するなんてのがあったようなないような。泡の風呂っていうのはなんとも想像力を掻き立てる。
 さらにいうとこの映画にはキム・ダービーが出演している。「勇気ある追跡」や「いちご白書」の前の出演なんだが、公開時期はほとんど同時期だったかもしれない。けっこうこの女優に注目してたんだろうかな。まあ「スクリーン」や「ロードショー」を愛読してる子どもだったから、海外女優の情報には割と強かったんだと思う。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12824
 話はロバート・ヴォーンについてだ。ナポレオン・ソロ以外では主役というよりは、わき役、特に理知的で腹黒いエリートで悪役という役柄が多かったように記憶している。職業は会社の重役とか、あと上院議員という役側を妙に記憶している。スティーブ・マッククィーン主演の「ブリット」や「タワーリング・インフェルノ」とか。
 ナポレオン・ソロついでにいえば、この人の吹き替えはいつも矢島正明だった。イリヤ野沢那智とのコンビは最高だった。野沢那智は亡くなっているけど、矢島正明はまだ存命のようだ。ついでにいえば、ロバート・ボーンの訃報に触れて最初にしたのはデヴィッド・マッカラムの生存確認だった。彼はまだ存命のようでなにより。
 ナポレオン・ソロことロバート・ヴォーン、ご冥福を祈ります。
そして思わずデヴィッド・マッカラムの生存を確認してしまった。