ポール・マッカートニー チケット

なんとなんと、また来日するんですよね。
ポール完全復活、再来日!アウト・ゼアー ジャパン・ツアー 2015
前回の来日が11月だから半年足らずでの再来日である。でもってチケットは前回よりもさらにお高い17500円である。前回は、おそらくこれが最後だろうと思い、清水の舞台から飛び下りたつもりで、ネットダフ屋チケット流通センターで法外な値段で購入した。そうしたら友人が追加公演のチケット手に入れて、結局は幸福なことに二回行くことができたわけだが。
しかし、今回は悩んだよ。わずか半年である。しかも法外なチケット代である。いちおう駄目もとで、ぴあの先行申し込むとあっけなく当選。本日がそのお支払い期日だったわけ。友人の分と2枚なので35000円、これに手数料がかかる。けっこう痛い。奥さんと一緒に行くつもりで申し込んだが、チケット代の高さに我に返ったみたいでキャンセルしたという友人もいた。親切にチケットいるようだったらとメールしてくれた。
実際、ここのところの外タレのチケット代のハイパーインフレは半端じゃない。前回ポールが16500円。これをネットダフ屋で確か25000円くらいで購入したんじゃなかったかな。最近のディランも13000円だ。これがなんとなく安く感じるから、これはもう感覚がマヒしつつある。何年か前に、キャロル・キングジェームス・テイラーのライブが12000円だっただろうか、これを高すぎるという理由でやめたのが嘘みたいだ。今だったら確実に行っていそうだ。
というわけで我に返ってポールをどうするか、半日煩悶したけど、結局行くことにした。なんだかんだいってもポールとは、ビートルズとは長いつきあいである。噂ではポール、相撲がえらくお気に入りで、今回は5月場所にあわせてなんてジョークもあるようだが、6月18日には72歳になる(私と同じ誕生日)。いくら元気とはいっても、最良なパフォーマンスをみれる機会はそうそうないだろう。本当に最後になるかもしれないのだ。ポールのライブはある意味、ビートルズ追体験できる唯一の場だ。あのサウンド、そしてメイン・ヴォーカリストだったポールが年齢を感じさせないパフォーマンスを見せてくれる、聴かせてくれる。それを思うとね。
というわけで5月17日の国立には行かせてもらいます。自分自身還暦間近だし、明日なにがあってもおかしくないわけだしね。財布的にはかなり痛いけど、まあ6月以降はけっこう大人しくしていようと思っている。だからもう当分大物アーティストとかこなくていいからね。トム・ペティニール・ヤング、デイブ・マシューズ・バンド、ホール&オーツなどなど。
でもよく考えてみると食指が動くようなビッグ・ネームはもうあんまりいないんだよな。もしも来日したら絶対行くような人は本当に少ない。今あげた人でもたぶんニール・ヤングはまちがいなく行くとは思うが。
そういう意味じゃ、本当に20世紀は遠い過去になりつつあるのかもしれない。物故者が増えたし、年齢的にライブとか無理な人も多いしね。今、ちょっと調べたのだがジョニ・ミッチェルが難病に罹患し闘病中だとか。彼女を生で観るなんてことはもうあり得ないんだろうね。
話は脱線したが、とりあえずポール・マッカートニーを楽しみたい。