さらに訃報 カール・ゴッチ死去

毎日(キャッシュ)カール・ゴッチさん:“プロレスの神様”82歳で死去
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82歳、大往生なんだろうな。一時期日本に住み日本プロレスの若手を鍛えた時期があった。60年代のことだ。その後、ハワイで格闘技から離れて清掃人をしていたこともあったという。日本で格闘技ブームになるにつれ、若手レスラーがゴッチ詣でをした。乱立する様々なプロレス団体、格闘技団体と関係をもち、そこそこの影響力もあったという。そういう意味じゃ晩年のこの人はけっこう幸福だったのかもしれない。
中学生の頃プロレスにはまっていた。特にアメリカンプロレスに。毎日わざわざバスを乗り継いで最寄り駅まででかけて東スポ買い、スクラップまでしていた。当時月刊だったプロレス雑誌も購読していた。
カール・ゴッチのことは多分、アメリカのプロレス事情などについての記事や、アメリカンプロレスの歴史みたいな記事の中で知ったのだと思う。初めてゴッチを観たのは旗揚げしたばかりの国際プロレスのリングだった。もろに正統派のレスリングに感動すら覚えたものだ。この人が当時売り出し中のモンスター・ロシモフ、後のアンドレ・ザ・ジャイアントをジャーマンで投げて、見事なブリッジで10秒近くフォールしたのは今でも鮮明に記憶している。残念ながらレフリーが場外にいてこのフォールは成立せず、その後に反撃食らって負けちゃったんだけど。まあ、このへんがマッチメイクっていうところなんだろうな。ゴッチの良さ、凄さを引き出しつつ、最後は売り出し中の若手に華をもたせるっていうところか。
冥福を祈ります。