リハビリ日数緩和

朝日の12日夕刊一面に「リハビリ日数制限緩和へ」として大きく記事がでていた。さらに翌13日に朝刊一面にも「リハビリ日数制限 心臓病など除外へ」と報じられていた。例によってキャッシュで。
http://72.14.235.104/search?q=cache:r2fw8naWaQIJ:www.asahi.com/life/update/0313/001.html+%E3%83%AA%E3%83%8F%E3%83%93%E3%83%AA%E6%97%A5%E6%95%B0%E5%88%B6%E9%99%90%E3%80%81%E5%BF%83%E7%AD%8B%E6%A2%97%E5%A1%9E%E3%83%BB%E8%82%BA%E6%B0%97%E8%85%AB%E3%81%AA%E3%81%A9%E9%99%A4%E5%A4%96%E3%81%B8%E3%80%80%E5%8E%9A%E5%8A%B4%E7%9C%81&hl=ja&ct=clnk&cd=1&gl=jp
13日の紙面では他にも15面で関係記事として詳しい解説と免疫学者多田富雄氏と初台リハビリテーション病院理事長石川誠氏の意見も載っていた。
結局一年前のリハビリ日数制限がおよそ実態にそぐわないものだったことを一部ながら厚労省も認めたということなのだろう。どだいこの施策はリハビリ、いや医療うんぬんよりも財源ありきで始まったものだ。リハビリを医療から介護保険に前面転換させるための第一歩。厚労省の目的はそれだ。とはいえ介護保険のインフラがまったく整っていないなかでの医療リハビリの打ち切りはリハビリ難民と生み出し、障害を抱えた人々の生存権さえも脅かしかねないのだと思う。
今とにかく必要なのはリハビリ施設の充実、専門家を拡充させるといったリハビリのインフラ整備だ。進む高齢化社会、その中で介護保険制度を充実させるには、あまりにも整っていないんだ環境面が。