2006-09-18から1日間の記事一覧

宮部みゆき『名もなき毒』

帯のコピーでは、著者3年ぶりの現代ミステリー待望の刊行とある。青酸カリによる連続無差別殺人事件を縦糸に人間の心の奥底に潜む「毒」を描きだした力作だ。前作の『誰か』(日本実業出版刊)に引き続き、社内報の編集者を務める杉村氏が主人公をつとめる。…