装具の修理と新規作製

 カミさんの一番新しい装具は1年前に作ったものだ。足首が可動式で黒いやつである。その真ん中のベルトの留め具が壊れた。消耗品といってしまえばそれまでだが、少し早いような気がする。ないと困るので早急に修理しなくてはならない。さらにいえばバックアップが必要なので新調したほうがいいのかもしれない。しかしジャスト1年で壊れるか。

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 利用している装具屋は練馬区にある。もともとカミさんが入院していた所沢の身体障害者リハビリセンター病院に出入りしている業者で、リハビリ用に最初に作ったところだ。作って1年後にもう一つ作って代わりばんこに使っていたところ、5年くらいの頃に片方が壊れた。やはりベルトの部分だったのだが、それで二足を交代で持ち込み、ベルトを交換してもらった。

 その後、今定期的に検診を受けている病院に出入りしている上福岡の業者で一作り、それが壊れたのでまた練馬の業者で作ったのが去年のこと。まあ壊れても最初に作った二足がまだ使えるので余裕といえば余裕なのだが、それでも新しいものを作る必要がある。

 装具はだいたい一つ6〜7万円くらいする。前にどのくらい持つのかと聞いたことがある。こちらとしてはいくら消耗品とはいっても3〜4年くらいは使えるつもりでいたのだが、業者的には保証できるのはだいたい1年半くらいなのだと。まあある意味完全に消耗品なのである。

 取り敢えず壊れた装具はすぐに留め具を付け替えてもらい使用可能となった。新調するものについては、今回石膏で型をとったので、次回出来てきたもので仮合わせを行い、その後完成となる。だいたい3週間かそこらかかることになる。

 装具がないと家の中の短い移動さえ出来ないので、単なる消耗品というだけでなくカミさんにとっては文字通り生命線的器具な訳で、これはもう定期的に新調せざるを得ない。まあそういうことだ。