粗大ゴミを捨てる

 カミさんの装具が壊れたので、修理と新しい装具を作るために会社を休むことになった。それで、かねての懸案事項というか、まあ粗大ゴミを捨てなくちゃと思っていたので、これを期に粗大ゴミの処理場に持っていくことにする。

 粗大ゴミはというとまずカミさんが使っていたスーツケース。カミさんが独身時代に使っていたもので、フランスやイタリアへの旅行に持っていったもの。ついでにいえば10年前に家族で行ったアメリカでも活躍した。その後も子どもが合宿などに使っていたのだが、キャスターがボロボロになっていたのでリタイアとなった。

 今は外の物置に置いてあるのだが、ここにはそのうちスタッドレス・タイヤに履き替えたあとの、夏タイヤを置くつもりなのである。つまりはこのスーツケースを捨てないとスタッドに履き替えることができないということ。狭い家に住んでいると、万事がこういうトコロテン方式なのである。

 次には同じ物置に入っているアウトドア用のテーブルとチェアが合体した折りたたみセット。子どもが小学校にあがる前に海や山にと大活躍した思い出の品だ。アルミ製なのでサビとかもないので、まだ使おうと思えば使えるのだが、生憎今となってはアウトドア的な遊びは誰も参加しない。まず子どもがそういうのが大の苦手になってしまった。

 さらにいえば病気となったカミさんは多分このチェアに座ることは難しいだろう。たしか一度大洗の海岸に行った時に使ったけれど、カミさんは車椅子に座っていた記憶がある。

 当時的にいえば、こうした折りたたみ式のテーブルチェアはけっこう流行っていて、安いものだと5000円前後だったが、あえてコールマンを選んだ。なぜかといえばまあ、形から入ったから。

 このテーブルチェアはアルミ製シルバーで、見た目はけっこうカッコ良かったのだが、とにかく重かった。海などに行くと、車からこれを運び、また車に戻ってクーラボックスを運びなど、たいてい3〜4往復したようい記憶している。あれは死の行軍に等しかった。

 子どもが小学校高学年になってからは一度も使うことなく、物置の肥やしとなっていた。今回どうせなので捨てることにした。ある意味なんの感慨もない。

 さらには壊れた座椅子を二つ、そしてこれも買って10年以上となる安いギター。ふじみ野のイオンかなにかで買ったもので、多分5000

円くらいだったか。ほとんど弾かずじまいでずっと放置されていた。これもまたなんの感慨もない。

 これらを全部、粗大ゴミということで川角のリサイクルプラザに持ち込んだ。

川角リサイクルプラザ<びん・かん、燃やせないごみ、不燃性粗大ごみの受け入れ施設>

 

住所 毛呂山町川角1959-1 地図(新しいウインドウで開きます)
電話番号 049-294-4115
ファックス番号 049-295-5232

川角リサイクルプラザ※ポリタンク・ポリバケツ・衣装ケース(プラスチック製)を直接、施設に持ち込む場合は、高倉クリーンセンターにお願いします。
※自転車の防犯登録は、解除の手続きをしておいてください。

 

 

 

 するとそこの担当者が言うにはスーツケースとギターは高倉の方にお願いしますという。高倉というのは鶴ヶ島にある粗大ゴミ処理施設。以前、ここに持ち込んだ時には、「これは高倉の方にお願いしますと言われた」。何が高倉で受け入れ、何を川角でというのが今ひとつ不案内なので、いつもいらつく。それでもせっかく仕事休んでいるので、今更家に持ち帰ってもなんである。高倉まで行くと、ちょうど昼の時間になってしまい、午前中の受け入れは終了。仕方なく割と近くの農産物直売所で暇つぶしてから戻り、午後一でスーツケースとギターを処分してもらう。

 以上、業務報告みたいな感じである。

高倉クリーンセンター<燃やせるごみ、可燃性粗大ごみの受け入れ施設>

住所 鶴ヶ島市高倉593-4 地図(新しいウインドウで開きます)
電話番号 049-271-1500
ファックス番号 049-271-1030

高倉クリーンセンター