家事三昧の一日

三連休の2日目。娘は日曜だというのに朝から部活があると出かけていく。そうなるとこちらも朝6時過ぎには起きて、やれ朝食の用意だの、夏真っ盛りなので冷たいお茶を水筒に入れたりと、いつもの朝のお仕事を繰り返す。
その後は洗濯物を干したり、とりこんであったものを畳んだり。妻の朝食を用意しようかというと、妻はファミレスのモーニングが食べたいという。たまのことであるからと連れていく。こういうときにはガストが一番である。とにかくワンコインでそこそこの朝食が食べられるのだから。
障害のため行動範囲が極端に狭くなってしまった妻にとっては、土日に家族とお出かけするのが唯一の楽しみであり、気晴らしでもある。3〜4ヶ月に1回程度のお泊り旅行はもちろんのこと、毎週の買い物ですらが、ある意味生きがいみたいな部分でもあるのだろう。それを思うと、少々疲れていても付き合わねばとは常々考えているところだ。
今日は、午後に家事の一大イベントが控えているので、出来るだけ午前中にいつもの買い物とかを終えておきたいとも思っていた。ガストでの朝食を終えてからは、近くのショッピング・センターでいつもの買出しである。
昼近くまで過ごす。いつもの買い物は休日の午後、それも閉店間際の時間にいくことが多いのだが、こうやって午前中に買い物に行くと、買い物客の多さにも驚いたりもする。世の中の普通の人たちはこうやって午前中のうちから買い物とかをしているのである。これが堅気の生活というものなんだろう。
買い物終了後は車にガソリンを入れる。それからコイン洗車場に行き、水洗いコースでとにかく水をかけて終了。コーティングしてあるので水洗いだけでOKということなのだが、さすがに水かけただけでは、ちっとも汚れは落ちない。まあいい、最近は車の汚れとか、その手はどうでもよくなってきている。やれワックス塗ってピカピカにしてみたいな感覚はほんとうになくなってしまった。まあそういうものなのである。
家に帰ってからはしばし休養。さすがに休日を朝6時から動いているとしんどい。少し仮眠をとろうとしたのだが、ようやく帰ってきた娘に起こされる。娘曰く、「ご飯は」。
階下に降りて昼食作り。休みの日に多いサンドイッチ作り。具はいつものようにスパムと卵、バナナなどなど。
昼食後はまた少し休憩をとり、いやいやながらようやく掃除に取り掛かる。今日はいつものように掃除機かけて終了とはならない。年に2回のお約束である、フローリングへのワックス掛けを断行。なぜって、今週の半ばに娘の担任が家庭訪問に来るから。あほな理由ではあるが、そういうものでもないとまずやらないから。
ワックスも別になにもないところに掛けていくだけなら簡単だけど。まあ一般的には様々なものが置いてあるから、それをどかしたり、他の部屋に動かすなりをしなくちゃならない。これが面倒で面倒で。うちの場合は和室にリビングのソファ類を移動させたり。玄関先に置いている車椅子とかもそう。
さらにリビングダイニングでは片側を片付けてワックス掛けたら、30分乾くのを待ってから、そちらにテーブル類を移動させてみたいなことをやる。テーブルの移動の時だけは娘を呼ぶけど、それ以外はたいてい一人でやるから、しんどいことしんどいこと。
なんだかんだと1階部分だけをやるのに3時間近くだらだらと時間を費やす。結局今回はこれだけで作業終了。2階の各室は次回にということにしてしまった。でも慣れとか要領とかでどんどん時間が短縮するかといえば、どちらかというとより時間がかかる風である。年齢だののこともあるのかな。あと明らかに、かったるさと、モチベーションとか、様々な心の問題も影響しているかも。
とりあえずワックスの匂いでなんとなく心地よい。それからけっこう遅めの夕食作りをしてと、家事三昧の一日がまだまだ続いていたりもするのである。