USJ再訪

今回の旅行のメインイベントである。2月でシーズンオフだろうから、けっこう空いているだろうという予測の元、当初1日の予定をたてていたのだが、それでも待ち時間とかを考えるとあまりアトラクション消化できないかもとも考えた。そこで7日、8日と続けていくことにした。
初日に現地で娘の2日分のチケットを買う。私と妻は基本障害者割引で半額になるので1日券を買う。2日券の障害者割引というのは設定がないとのことだ。しかしこうしたテーマパークでの障害者割引は我々のような立場としては本当に有難いことだと思う。TDLのようにそうした設定がないのも、テーマパークのポリシーとしては見識なのだとは思う。TDLをあえて責めない。たぶんそこには訪れた万人にそれぞれにあったアミューズメントを提供します、分け隔てなく。みたいなそういう公式的なポリシーがあるのだろうから。でもそれはそれとして、USJがきちんと障害者への便宜を具体的に形として提示してくれていることに感謝したいとは思う。
ここは前回訪れたときにも書いたようにも思うが、基本映画大好き、ハリウッド映画大好きの私にとっては心が楽しめる場所である。ハリウッド・エリア、ニューヨーク・エリア、サンフランシスコ・エリアなどを歩いているだけでワクワクしてしまう。
USJへ行く - トムジィの日常雑記
7日は宿の関係で4時半頃には帰ることにしていたので、スパイダー・マン、ターミネータ2、ジョーズバックドラフトの4つを観て終了。8日はバック・トゥ・ザ・フーチュアー、ET、シュレック4D、トト&フレンズ、ウォーター・ワールド、ジュラシック・パーク、最後にまたジョーズを観てとそんな感じだったか。今回初めて観たのはバックドラフトシュレック、ウォーター・ワールドの3つだった。まあ、どれもそれなりに面白かったし、楽しめた。妻もジュラシク・パークだけは濡れるからといってパスした以外はすべて一緒だった。実際ここの乗り物系にしろ、乗り移る際にちょっと時間がかかるとかそういうのはほとんどない。TDLだと乗り移りに苦労するのがあるにはあるのだよね、ピーターパンとか。
娘も来たがっていただけあって大満足の2日間だったとは思う。あとから娘にどのアトラクションが一番お気に入りかと聞いたのだが、基本どれか一つということはないのだとか。私はというと実はターミネータ2のガイド役綾小路麗華がけっこうお気に入りだったりして。あのいかにも大阪的なつっこみが大好きである。ネットでググると、吉本所属のタレントさんだとか、7人くらいいるとか、まあいろいろな話がでている。でもあのお客いじりは本当に面白い。それこそどこから来たかという質問だけであれくらい笑いがとれるのだから楽しいね。今回はこんな感じだったか。

麗華 それでは一番遠くからいらっしゃったという方は?
   ハイ、それではそちらの方。
お客 土星。
麗華 しょうもない。
麗華 それでは海外から来たというお客様は?
   そちらの方。
お客 ヴェトナム。
麗華 それは、それは素晴らしいワ。土星と答えた方、見習いなさい。

てな感じだったか。ちなみに本国ではこのガイド役はキンバリー・ダンカンとかいう名前で統一されているらしい。やっぱり大げさなパフォーマンスでお客さんいじっているようだ。ユーチューブでそれらしい動画を見つけたのでアップしとこ。どうでもいいけど。

でもさすがに2日連続で来ると、けっこうおなか一杯になる。しばらくここはいいかなみたいな感じだ。後どうでもいいことではあるのだが、ちょっと気になったこと。まずトイレが以外と狭いのと和式が多いこと。基本、ここのコンセプトは日本じゃない、アメリカ的世界なんだから、やっぱり様式だろうと思った。
このへんはユニバーサル・スタジオが日本というより、大阪に導入されたためなんだろうかなと思う部分もなきにしもだ。なんつうかマクドナルドが「まくど」になってしまう風土である。TDLが千葉にあっても東京であり、しかもそこは日本ではない別世界であると強引に持っていってしまうのとは正反対な土着風土への定着みたいな方向性?まあいいか。でもトイレだけでなく、USJになんとなく大阪的なものを感じてしまうのは私だけだろうか。少なくともTDLに千葉を感じない私なのだけど。
今回、昼食で久々メルズ・ドライブインに入ってみた。かって新婚旅行で訪れたオーランドのUSでは、この店の前のライブ・ショーで、リーゼント、Tシャツ、細いジーンズのオールディーズ的コーラス・グループのお兄さんたちに妻が引っ張り出されて、一緒に踊らされたという記憶がある懐かしいところだ。基本、「アメリカン・グラフティ」のそれをまんま現出させたところである。ここで何度も「ア・カップ・オブ・コーヒー」と頼んでも、レジのねーちゃんにその度に「コーク」と聞き返され、最後根負けして「コーク」と答えた店である。しいて言えばその時の旅行では一度もコーヒーが飲めなかった。
その懐かしい場所なのだが、中に入ると見事なまでに日本的なファミレス世界が現出していた。ちょっと残念ではあった。出来ればローラースケートのお姉さんウェイトレスがいてくれればいいのにと思った。でもしょうがない、ここはus・J・イン・オーサカなのだから。
<メルズ・ドライブイン

<ニューヨーク・エリア探訪>

<ハリウッド・エリア〜これからETにいきます>

<こっそり撮ったJAWS