妻のお出かけ欲求に応えて近所を徘徊ドライブ。
まず最初に行ったのは鶴ヶ島運動公園。ここは時々訪れては園内や周回の工事中の道路のあたりを車椅子を押して歩く。工事中の道路は車が通らないうえに歩道が広いので、妻も車椅子の自走が楽なようだ。自分は少し先で待っていたりする。
公園の周囲の工事中の道路は3月に開通。車でのアクセスが向上したようだ。ただし元からある南中学方面からカインズホームに向かう道路が片側にしか歩道がなく、車椅子を押して通行するのにはちと難儀なので、結局開通した道路を引き返すことにした。この道路は今のところ旧農業大学方面に向かっているのだが、いずれは圏央鶴ヶ島インターにつながり、さらに拡張工事中の道路を経て407号まで延伸するようだ。
そういえば農業大学跡地に誘致されたIHIの工場は竣工は終わっているようだが、稼働は新型コロナウイルスの影響で航空機需要が大幅に落ち込んでいるため延期されているようだ。現時点での情報はネットでも拾えていないのでなんともいえないのだが、去年の5月の日経の記事では半年程度延期とある。
IHIのホームページでも工場として紹介されているのは、相馬、瑞穂、横浜、相生、呉などで鶴ヶ島は載っていない。コロナウイルスで航空産業は壊滅的な状況だけに、当分稼働はないようだ。ひょっとすると話がご破算にみたいなことも・・・・。まあこればっかりはなんともいえないけど。
とりあえず鶴ヶ島運動公園内では池の周りや芝生広場あたりをブラブラした。ウッドデッキはかなり傷みがあるようで通行禁止になっている。その手摺部分に鷺が一匹止まっていた。こっちが見てたのは数分だけど、鷺って多分1時間以上ずっとこんな態勢で止まっていることが多いみたい。
その後は飯能方面に少しドライブして日高に戻ってくる。道の途中で滝不動というのがあったのでちょっと寄ってみる。地味で割とスルーしそうな感じだが、一応開運スポットらしい。
駐車場に入ると道路側の不動尊には坂を上っていく感じになるため、車椅子押してはちとシンドイかなと思い、駐車場からそのまま滝場の方に少し下りて池の周囲をちょっとだけ散策。
ここには30～40分滞在。その後はまあご近所だし、せっかくだからということで久々高麗神社に行ってみる。夕方になっているのに駐車場がけっこう滅茶込み状態で、誘導係が出ている。高麗神社はもう何度も来ているけど、駐車場がこんなに混んでいるのは初めてのこと。まあ初詣の時期はえらく混むのだろうけど、そういう時期にはいかないし。境内に入るとなぜか特設ステージがあり、その前に多くの観客がいる。受付がきちんとあり、ポスターが貼ってある。なんだかミュージカルをやるようだ。
【イベント】＜開催延期＞ 再演！開運ミュージカル つむぐこまひと 一年後の2021年5/23（日）開催へ | 高麗１３００
このミュージカルは高句麗からやってきて高麗郡を建郡した高麗人＝朝鮮からの渡来人の事績を劇化したものようだ。ちょっと興味はあるけど、チケットは前売りで完売のようだった。とはいえ当日販売があったとしても、基本通りすがりだし、終わるのは8時くらいなのでこれはパスという感じ。まあ屋外ステージなので、観客席にいなくても遠目からは全部観れちゃうのだけど。
なので開演してすぐくらいまで遠目から少し観てから高麗神社を離れる。そのまま車椅子を押してすぐ近くの聖天院の方に行ってみる。ここも何度か来ているのだが、民家の間の狭い道を少し行くと草ぼうぼうの空き地や遊休の畑などが点在する。その少し先に山の斜面に聳えるのが聖天院。
まあ夕刻6時くらいだったので、当然ここも入り口周辺まで。何度か訪れているけど、中には一度も入っていないかもしれない。鄙びた場所にある割と荘厳な建物みたいな感じで嫌いではないのだが、境内は階段やら坂道も多く、車椅子を押して回るのはちとシンドイかなとはいつも思っている。
