久々の通院

 月初、ましてコロナ禍の様々な自粛が解除模様になりつつあるなかでの月初であるから、忙しいことは忙しいのだけれど、久しく医者に行ってなかったので急遽午前中都内の診療所まで行くことにする。いやもう本当に薬が尽きかけてるからこれは致し方ないかと。

 前回行ったのは2月の上旬である。少し早かったのだが、その時は月末に海外旅行を予定していてなかなか通院できそうにないと思った。そしてその後の新型コロナウイルスである。薬をもらうのといつもの糖尿、高血圧等の検査だけのために医者にかかるのはちょっと危険かなとか、まして電車で都内に向かうというのもちょっとリスキーということで4ヶ月も経ってしまった。

 数値的にはやや高め。やっぱり自粛とかで家呑みが増えたこととかも影響しているかもしれない。でも血圧は思ったほど高くなくまあまあ安定している感じ。これはこれでほっとしている。ここ数ヶ月はけっこう忙しい日々を過ごしていたし、多分それはまだしばらく続きそうな気配だ。なので7月のいつもの健康診断でもあまり良い結果は出ないと思う。多分また再検査のラッシュかなとか思う。とはいえ、そうやって再検査で一つずつつぶしていくことで、最悪の状態は避けられていそうな気もする。

 思えば2年前に前立腺の数値が上がり、がんの疑いありで検査。きっちり針差して組織とって調べてもらって無実。去年は循環器系で異常があり、心臓のCTをとってこれも無実。とりあえず循環器系に限ってはしばらくは安心とか言われている。

 20代の頃からすれば、こんな年の自分はあまり想像できなかった部分もある。でもまあこれまでは病気らしい病気もしてない。実際、生まれてからこのかた入院したこともないのだから、まあ良しとしなければいけないとは思う。

 電車に乗ってみて思ったが、自粛解除とかいわれても電車はまだまだ空いていて、最寄り駅からでも座れている。もっとも4月だか5,月だかに朝乗ったときは本当にガラガラだった。それを思うと確実に乗客は増えてはいると思う。そして電車の中でも、都内のターミナル駅に着いても、ほとんどすべての人がきちんとマスクをしている。こういうのが行動変容ということなのかもしれない。日本で新型コロナの感染者数が少ないのは、確実にこういう部分に起因するということはあるのかもしれないとは実感するところ。