箱根で火山活動が活発化し大涌谷は観光客の立ち入りが規制されたとか。箱根である、大涌谷である、ゆで卵である。車で行くといつも渋滞で苦労するところである。
元、神奈川県民、横浜市民にとっては馴染みの観光地である。その箱根で火山活動といわれてもどうにもピンとこない。出版建保の保養所もあるので、今でも年に1〜2回は足を運ぶ王道観光地だ。多分子どもの頃から、ほぼ死火山というように教わったようにも思う。とはいえ、温泉が豊富に噴出し、大涌谷では硫黄がたちこめる。言われてみれば死火山ではないわけだ。そこで頻繁に地震が多発する。場合によっては小規模、あるいは大規模な噴火もあるかもしれないという。
記憶を遡ると小学生の頃に、芦ノ湖とかも箱根の噴火でできたと習ったようにも思う。もしその規模の噴火が起きれば、これはもう大変なことになる。横浜や東京にも相当な火山灰が降って来るだろう。昨年の御嶽山のリアルな噴火を映像を通して見ているだけにどうにも気になるところだ。
もう一つきになるのは、いつも必ず訪れるポーラ美術館が大涌谷から至近にあるということ。万が一、万が一火砕流だのが美術館方面に流れたりしたら、あの収蔵品はどうなってしまうのか。それを思うと、早目に非難させてはなんて考えてします。そういえば今は確かセザンヌをやっていたっけ。
