ホセ・フェリシアーノ

土曜日の朝、前日の夕刊に目を通しているとこんな訃報記事が。

ホセ・フェリシアーノさん
 AP通信によると、ホセ・フェリシアーノさん(盲目のサルサ歌手・ギタリスト)が17日未明、米自治プエルトリコで車の衝突事故によって死去、68歳。
 生まれた頃から目が見えなかったが、3歳からブリキ缶を楽器にして演奏。その後スパニッシュ・ギターの名手として頭角を現し、1969年にグラミー最優秀新人賞などを受賞した。クリスマスソング「フェリスナビダ」は世界的に歌い継がれている。(ロサンゼルス)

そうかホセ・フェリシアーノ死んだのかとちょっと淋しい思いになった。兄の影響でかたぶん70年前後にこの人を聴き始めた。「Light my fire」はドアーズを聴く前にこの人で知ったくらいだ。ちょうど長谷川きよしが出始めた頃で、同じように盲目、フラメンコギター風ということで、長谷川きよしはこの人のフォロワーなのかなと思ったものだ。もっとも長谷川はどちらかといえばシャンソンとかを基調にしていたから、音楽的にはだいぶかけ離れていたとは後々知ったことだが。
ホセ・フェリシアーノは『ラ・バンバ』『Light my fire』『夢のカリフォルニア』なんかを割りと同時代的に聴いていたように思う。まだ中学生くらいの頃だったと思うが。エモーショナルな熱唱とそれに輪をかけたような超絶技巧なギターがけっこう好きだった。それからも折にふれて聴いていた。
最近でもビルボード東京でライブやったなんてニュースを嬉しく聞いたし、ダリル・ホールのウェブ・ライブにゲスト出演してジャム・セッションしてるのを見たりして、変らず元気にやっているのだと思っていたのだが。
というわけで土曜日はなんとなく哀しい思いで彼のCDを聴いていた。と、夕刊の小さな記事を目にした。

おわび
18日付の紙面に、ホセ・フェリシアーノさん(盲目のサルサ歌手・ギタリスト)の訃報を掲載しましたが誤りでした。亡くなられたのは同姓同名の別の歌手でした。おわびして訂正します。

あらら、間違いだったのね。で、亡くなったのはホセ・チェオ・フェリシアーノさんという方で、交通事故だったらしいですね。サルサ歌手で78歳だったとか。私はこの人は知りませんでしたが、その筋ではけっこう有名らしい。
まあ人の死ですので、いいことはないのだが、ファンとしてはホセ・フェリシアーノが存命であるということは嬉しいことで、こういう誤報はなんか有難い思いになりましたね。それだけホセ・フェリシアーノが、彼の音楽が好きだということの証なのかもしれないけれど。
というわけで、最近はあまり聴くこともなかったホセ・フェリシアーノをなぜかたっぷり聴く週末ということになってしまった。ホセさん、長生きしてくださいなと。