障害者年金について

詳しくはもう少し資料とかを読み込んでから、自分の中で整理をつけてからまとめてみたいとは思う。それでもとりあえず、本日千代田区社会保険事務所へ出かけてみた。そこで判明した事実。
障害者年金って、就労の有無に関わらず支給されるのだって。年金相談窓口の男性職員曰く、「初診時から1年6ケ月で申請してくれれば良かったのですが、まもなく2年経過されるということで、少しやっかいなことになると思います」。
さらには「1年6ケ月時点での診断書と現在の診断書の2通を書いていただくことになると思います。今診断書は1通5千円くらいだと思いますので、余分な出費になるでしょうけど」と。
しかしこっちは大きなミステイクしてたよな〜と思うわけだ。こっちの思い込みなんだが、年金というのはどうにも仕事を辞めてからもらうものというイメージが強かったので、失職が確定してから申請するものだという大誤解があったわけだね。
それにしてもだ、誰か教えてくれよみたいな、ついぶつぶつ熊状態になってしまうよな。何度も身障手帳のことや介護保険のこととかで、役所とかに言っているのに窓口の人は何も教えてくれない。つい数ヶ月前に初めて聞いてみたら、障害年金のことは社会保険事務所が管轄ですから、こちらではわかりませんの一言だったわけ。結局お役所の蛸壺主義の弊害なんだよな。それでいて、福祉サービス等の享受については、すべて申請主義だから、こっちがいろいろ苦労してアクションおこさないと何も施しは受けられないということなわけだ。
これからまた国際医療センターや国リハに診断書等の書類を請求しなければならないわけだ。正直しんどいところだ。必要書類は何か等の説明をもらったけど、それこそ戸籍謄本まで必要らしい。手続きの複雑さこそ、こうした施し系の肝なんだろうなとも思った次第だ。手続きのハードル高くすることで、申請者のモチベーションを下げさせて、何割かを申請段階で脱落させるみたいな、まあそういうことだよな。これがある意味、申請主義の肝なのかもしれないなと思い当たったわけだ。
しかし、社会保険事務所、最初に入って待ち時間を聞くと大体1時間半くらいだという。順番的には我々の前に11人くらいいるという勘定なのだが、これは社会保険事務所のなかでは比較的すいている部分なのだという。消えた年金問題以降、問い合わせや相談が殺到しているためなんだろうが、これはこれで問題だとは思うよ。立って眺めてみると相談ブースは五つあるのだけれど、担当者は3名程度で、空のブースが二つあった。一方で相談ブースとは正反対の場所にある調査官のブースでは、5名担当者が席にいたのだけど、誰も窓口対応していなかった。まあ、こんなものなんだというのが率直な感想。