ふじみ野駅西口エレベーター

朝、共産党の新井光男市議が恒例のビラ配りをしてたので、いつものように週刊ふじみ野をもらい目を通す。新井市議は毎週、西口でビラ配りをしている。以前は大井の共産党市議が総出でやっていたのに、どうしたんだろうね。やっぱり合併のため、上福岡駅と分散して行っているのだろうか。
週刊ふじみ野の中では、西口エレベーターの記事が目をひいた。

ふじみ野駅西口は既存エレベータ改修に
3月当初予算では、ふじみ野駅東西口にエレベーターを新設することになっていました。
しかし、今回の補正では、西口エレベーター計画がなくなり、既存エレベーターの利用に変わることになり、減額となっています。
この問題を山口議員が追及したところ、東武鉄道の負担を軽減するためであることが判明しました。利用者の利便性や防犯対策など総合的に考慮して、「西口にエレベーターを新設できないか」と提案しました。

西口に新設エレベーターをということは以前から少しだけ聞いていたので、少しだけ期待していたから、正直「がっかりだよ」って感じだ。既存のエレベーターはアイムプラザ内にあるので、駅利用の場合大きく遠回りしなければならない。うちの妻にしろ、エレベーター利用を余儀なくされる身障者にとっては、ただでさえ時間がとられるに遠回りさせられるのは、しんどいところだ。もっともどこの駅施設でも、身障者が利用せざるを得ないエレベーターとかはけっこう片隅に設置されていることが多く、まず探すのに一苦労なのが実態だからと思うこともある。
ふじみ野駅についていえば、それでも西口側にはエレベーターがあるだけましなのだともいえる。東口の利用者で身体に不自由を抱えている方々はもっと不便な思いをされているのだから。それでもせっかく予算とっていたのが東武鉄道側の負担を理由に新設できないというのはちょっと納得しがたい思いもある。
こうなると妻は、やっぱりエスカレーターの利用練習をもっとしなくてはならないのかもしれないなと思う。最近でも、週に2回くらいは駅までの散歩を行い、その際一人でエスカレーターに乗る練習をしているという。エスカレーターの下で乗るのに躊躇というか、乗るタイミングを計っていると、よくいろいろな方から「大丈夫」と声をかけていただいているという。その都度「大丈夫です。練習しているんです」と説明しているという。
しかし、先日三芳のウニクスに家族出かけた時に、エスカレーターを利用したのだが、バランスを崩してこけそうになっていた。その時は1点杖だったので、杖を持ちながら手摺をうまくつかめなかったみたいだ。たまたま私がすぐ後ろにいたからよかったけど、正直これはやばいなとも思った。やっぱりエスカレーターは一人で乗るのは止めたほうがいいねと妻には話した。
とはいえ、エスカレーターが利用できないとなると妻の行動範囲は極端にせばまる可能性もある。かといって安全性のことを考えたら・・・・。エレベーター設置を心待ちしている身障者のこういう煩悶みたいなものは、コスト優先の世の中では中々伝わらないのだろうか、などとも思う。l