最近していること

 ここのところ、仕事だの妻の見舞いだのの合間を縫って、娘の成長記録をDVDにおとしている。ようは昔とったデジタルビデオカメラからDVDレコーダーにダビングしているということ。このクソ忙しい時になんでこんなことを始めちゃったんだろうと思いながらも、しこしこ続けている。120分SPモードでDVDがだいたい10枚程度になってきた。残りはビデオテープにして4〜5本、DVDで2〜3枚くらいのところまできている。
 ダビングだから120分ならまんまその時間をかけてのダビングだ。朝出勤前に一つセットしたり、夜寝る前に一つセットしたりともしている。それでも確認してみると、小さな赤ちゃんだった娘、2〜3歳のやんちゃな娘の姿が見れて楽しい。記憶が甦ってきたり、それこそこんなこともあったのかと思うものもあるけど、所詮素人が撮った映像だからけっこう退屈だったりもする。それでもDVDだから画質が落ちることもなく、小さな娘の成長の記録を保存できるのが嬉しい。娘がいつか大人になって自分の子どもの頃を見ることができるなんて、それはそれで素晴らしいことじゃないかなとも思う。たぶんその頃には自分は消滅してるのかもしれないけど。
 それにしてもテープが娘の0〜3歳くらいまでに集中しているのは、結局飽きっぽい親だってことなんだろうな。ビデオカメラ買った頃には、一ヶ月に1〜2本娘のこと撮っていたのに。これが4歳以降は極端に減っているんだから笑ってしまうな。
 でもね、画面に映っている娘はどれも可愛い。ハハハ、親バカの極地だな。そして時々映る妻もけっこう若くて、意外といけてたりする。病に倒れた今となってはそれも哀しい。さらにいえばだいたいにおいて撮り手だからほとんど映っていないが、たまに出てくる自分の姿にも、その若さにビックリする。たかだか7〜8年前だというのに、奇妙なほど若い。