集中的観光

本当にどこにも行くつもりはなかったのだけど、娘が連休中の宿題として二日分の日記を書くことになっているから、どこかへ連れていってという。おいおい、先週淡路・四国行ったのだからそのこと書けばいいだろうと言うと、今度の連休じゃないと駄目なんだとか。おら〜、担任呪いたくなったよもう。
それで日記のネタ探しに4日の日曜日にお出かけすることにした。とはいえ昼過ぎにちょっとばかり会社へ行きヤボ用済ませた後だったので、家を出たのは2時頃。この時間からどこへ行くか思いを巡らし、そういや朝日の埼玉版で川島にあるホンダの飛行場で(そう飛行場があるのだ)、滑走路を開放したフェスティバルが行われているという記事があったことを思い出した。3日と4日の二日間だという。川島だから近くだし、車で30分も行けば着くだろうと思った。
会場はなかなかに人が出ていて、セスナやヘリコプターが何機もとまっていてコックピットを見学できたりしていた。メインの滑走路の片側には見物客がかなりいて、上空ではセスナ機の曲芸飛行やっていたり。セスナ機とはいえ急上昇や宙返り、急降下の連続合わせ業みたいなのは、なかなかに面白かった。
しかし悲しいかなわが子は女の子だから、あんまり動くものに興味があるわけでもなく、飛行機に感心示さなかった。屋台出店もけっこう出ていたので、たこ焼き、焼きそば、チャーハンなんかを買ってきて、おやつというか、遅い昼食を食べたりした。穏やかな快晴の下、まあまあピクニックみたいな感じだったか。
せっかく川島なんだからと次は、川島にある唯一の観光名所系スポット平成の森公園に行く。まあ、こんなところである。
平成の森公園〔川島町・公園〕
ここはたぶん三回目くらいか。子どもが5歳くらいの頃に一度来てけっこう遊ぶことができたところだ。次は昨年、ステップワゴン買って最初にドライブできた。ナビを試していて、いつの間にかこの公園を自宅に設定したりして大笑いしたのを覚えている。
ここは駐車場もけっこう広いし、ちきんと身障者用のトイレとかもあるので有難い。1時間程度過ごしてほぼ夕方となったのだが、さらに勢いで今度は川越に行ってみようということに勝手にしてしまった。GWの日曜日だし相当の人手だから日中はしんどいだろうけど、夕方それこそ5時〜6時くらいになればけっこう空いているのではないかと、まあそういう推測をたててみました。
行ってみようと思ったのは、川越でも最も観光地している蔵造りの町並み、土日やGWは他県から相当な人が観光に訪れる所らしいのだが、これまで一度も行ってみたことがない。まあ車で通り過ぎたことは何度かあるにはあるのだが。
だいたい東武東上線沿線に映ってきてから12年の歳月が経過している。そのほとんどがふじみ野なんだけど、ここにしろ今の若葉にしろ文化圏としては完全に川越のはず。なのに一度も蔵造りの町並みにきたことがない。これは例えば都内にいて一度も皇居行ったことがない。横浜にいて一度も鎌倉に行ったことがないとかに等しいのではと思う部分もある。
ほんでもって川越蔵造りの町並み、歴史的な香りに触れての散策の感想、え〜っと暗くなりかけていたのでよくわかりませんでした(^_^;)。いちおう時の鐘も観たし、菓子屋横丁にも行きましたが、そのスケールにまあ基本埼玉だし、みたいな感じで終了。夕刻だったけどけっこう人出ていましたので、車椅子押しての移動はけっこうしんどかったし、お店の中に入るのはちょっとバリア多いかなみたいな雰囲気もあったのでパスしたし。とりあえず感想は保留します。
妻も言っていたけど、もう少し時間をかけて見たいと。いくらなんでもわずか1時間で歴史的町並みを全部という訳にはいかないでしょう。今度はきちんと博物館だの喜多院だのにも行ってみようかと思う。でも相当にしんどそうな予感がするな。あと今回は蔵造りの通り沿いの時間決めの駐車場に入れたのだけど、土日であれば市役所の駐車場が有料開放されているので、ここに止めようと思いました。ここはスペースもやや広めだし身障者スペースもきちんとあるようでしたから。とはいえ多分ここが一番最初にいっぱいになるのだろうから、もし次行くのであれば相当早めに出ないと駄目なのかもしれないな。
しかし駆け足でエアポートフェスティバル、平成の森公園、川越散策とこなしたわけで、娘にはこれを二日にわけて脚色するなり頑張りなさいと申し伝えておきました。とりあえずこれでGWの観光終了である。