宇都宮美術館〜スター・ウォーズ展

 天気も悪いので今回の旅行は美術館巡りかなということで宇都宮美術館に足を運ぶことに。台風が近づいているということで、日光周辺はけっこう半端ない雨で、それこそ宿の前に車つけて乗り込むだけでそこそこ濡れてしまうくらいだ。
 日光には健保の保養所があるので年に2〜3回は行くので、宇都宮美術館もここ最近はけっこう行くことが多い。多分今回の訪問で3回目くらいだろうか。丘陵の自然公園の中にある立地はなかなかなもので、割と落ち着ける美術館だ。コレクションではマグリットデュフィが数点ありで、日本の画家、それも栃木に所縁ある画家のコレクションがメインだと聞いている。
 何の下調べもしないでいったらなんと「スター・ウォーズ展」をやっていてビックリ。しかも初日で、コスチューム着ての来館もOKという特別の日だったらしい。あちこちにストームトルーパーがウロウロしていたり、家族連れで父がオビワン、息子がルークのコスチュームしているのがいたりとか中々シュールな光景。
 ただしやっぱり宇都宮である。あちこちにコスチューム着飾った人々が跋扈するということではなく、本当にごくごく少数が散見していると印象で、これはこれで微笑ましかったりもする。
http://u-moa.jp/exhibition/exhibition.html
 展示物についてはまあ普通といえば普通なのだが、「スター・ウォーズ」はけっこう好きなほうで、第一作からかかさず観ているし、すべて封切館で公開して観てきている。DVDも全部持っている。まあ誇れるほどでもフリークというほどでもないのだが、一般人よりはよく知っているほうなのだとは思う。そういう人間なので展示物にけっこう嵌るというかなんというか。主人公各人が持っていたライトセーバーとかがショーケースの中に入っていたりするとそれだけで血が騒いだりもする訳だ。
 

 

 

 常設展のほうでは、まったくしらない人なんだが現代美術家だというやなぎみわの「夜半の寝覚め」がちょっと凄すぎるなと思った。大きな横長の画面は深夜のデパートらしいのだが、その中に配置された制服姿のデパートガールたちの姿が異形というか、美しすぎるというか、とにかくインパクトが凄い。