日光へ行ってきた

 1月3日から5日まで日光に行って来た。去年も正月は日光で迎えているので、なんとなく恒例になりつつある。ようは取れる宿が日光の保養所だけということ。毎回、別のところを申し込んでも抽選で外れ、やむなく空いていた日光にということだ。

 まあ冬の日光はただただ寒いだけで、特に観光するところもない。妻は相変わらずテレビ情報番組で仕入れたネタで、どこそこの洋食屋に行きたいなどと言うのだが、テレビで紹介されるような店は正月は多分メチャ混みだろうと思うのだが、調べて行ってみると3日はやってなかったり、5日は混んでいて昼の1時に行くと客が多すぎて営業終わっていたりとか。これは今市の金長食堂というところだったが。

 ということで3日はというと神橋のところから車が渋滞していてまったくその先に勧めない。多分、東照宮に初詣で訪れる車の駐車場待ちなのだろう。早目に宿に車を止めてから東照宮に行くという予定だったのだが、宿が東照宮の少し先くらいのところにあるので、それも叶わず。仕方なく鬼怒川の方に行ってみる。

 鬼怒川方面の観光だと江戸村、トリックアート、日光猿軍団東武ワールドスクウェアなんかがあるけど、いずれも何度か行っている。まだ行ってないところということで思いついたのがここ。

鬼怒川温泉ロープウェイ>

https://ropeway.kinu1.com/

 ロープウェイは車椅子でも乗ることができる。高低差300メートル、山頂駅にはさるの檻がある。あとは展望台から見る山並みとかそういうの眺めて。健常だとさらに上にある温泉神社とかに行くこともできるのだが、いかんせん車椅子なのでロープウェイの駅周辺をうろうろするだけ。正味30分くらいで終了。まあ景色はなかなか良かったけど。

 

 その後はというと、多分そろそろ渋滞も解消されているかと思い神橋方面に。駅周辺は混むかと思い大谷川を渡って県道247号を通ったのだが、やはり神橋周辺が混んでいる。今度は東照宮の駐車場から出てくる車で渋滞になっている。

 しばし渋滞の中に入り市営駐車場に車を入れ小杉放菴記念日光美術館に行く。去年も確か新年しょっぱなの美術館詣では日光美術館だったか。感想とかは追々別に書いてみるつもり。

 宿での夕食はこんな感じだし、部屋に飾ってある絵はどうやら平福百穂らしかったり。

 

 

 翌日4日は、10時に宿を出る。まだ午前中ということと三が日を過ぎているためか神橋のあたりもまだ車混んでいない。そこで東照宮の駐車場に行って見るとすぐに入れるたので、そのまま初詣に行く。駐車場は一番上の東照宮美術館の前のところに止めたのだが、そこから東照宮まではけっこうな坂道。一人で休み休み車椅子を押していると、他の観光客の人たち、「この人、大丈夫かしら」的な眼差しを向けられる。まあ大丈夫は大丈夫だけどしんどいことしんどいこと。多分、車椅子押しての坂道はもう年齢的に限界かもしれない。

 初詣は小1時間くらいで終了。再び坂道を下って駐車場へ。ゆっくり後ろ向きに下っていると、若いカップルがやや上のほうにいて、男の子が近づいてきて「お手伝いしましょうか」と声をかけてくれる。「ありがとう、でも大丈夫」とやんわり答える。

 せっかくなんで東照宮美術館にも行くことにする。ここは障屏画を間近に見ることができるとこ。

 午後は宇都宮に出て、久しぶりに宇都宮美術館に行く。

 それぞれ美術館の感想は別に書くつもり。

 

 そして5日はというと、なぜか栃木から茨城に移動。これまで一度も行ったことがなかった筑波山に行ったり、牛久大仏を見たりと観光三昧で過ごした。日光旅行というと行くところがパターン化されていたので、今回はあまり行ったことがないところへ行けたのがまあまあ良かったかと。このへんは妻へのサービスの部分。あとは美術館も一応3館回れたので、正月旅行としてはそこそこ充実していたように思う。