
ここのところ外で使うことが多いのは、富士通のノートPC、U9310/D。777gと軽量なこともあり、使う使わないに関わらず、デイバッグにいつも放りこんでいる。やっぱりノートPCは軽さが第一かなと思ったりもする。
家ではほとんど使わないのだが、何気出して使ってみる。入力してなんか違和感があるなと思ったところ、キーボードのスクロールキーの右向きがない。っていうか開けたときに気づけよっていう感じか。
あわててデイバッグの中を洗いざらいしたら出てきました右スクロールキー。これは経験則でいえば、上から押し込むようにすればくっつくはずである。大昔の20代の頃、パソコンのキーを外して別の場所に付け替えるというイタズラしたことがある。例えばFのキーがLのところにあったり。すると習いたての部下君はキーボードを前にしてそのまま固まってしまった。まだブラインドとかそういうレベルではなかったから。
かれこれ40年前の牧歌的時代だったしとか、まあそれにしても酷い話だけどまあいいか。とりあえず外れたキーを押し込んで完了と思いきや、これがまたすぐに外れてしまう。どうもキーの裏側と、パンタグラフの挟み込む部分の接続がうまくないみたい。どうもどちらかに欠けかなにかあるようだ。
仕方なくアロンアルファをちょっとだけつけて取り付ける。まあスクロールキーはあまり使わないし、なくても突起の部分を押せば普通に使える。
とはいえ、どうにも見た目的によくないし、気分が悪い。なので持ち歩くノートは別のものにするかと思う。第一候補はLenovoのX28か。U9310の前はこれを持ち歩いていたし、これでいいんだけどちょっとだけ重い。たしか1.13キロくらいだったか。でもいったん1キロ以下のものを使うと、どうにも1キロ超えはしんどい。
実はU9310/Dはもう一台持ってはいる。5月に勢いでヤフオクで落としたもの。程度はまあまあ使用感ありの中古PCという感じで、裏蓋にけっこうスレがあるのと、ゴム足が3つない。これはダイソーで売ってる透明な汎用ゴム足を代用。動作確認とかCinebench回したりすると発熱がけっこう凄かったりする。すぐに75度くらいにはりつくような感じか。冷却に難ありかなとそのまま放置しておいた。
U9310のキーがとれたので、買って放置してあったのを引っ張りだしてみる。NVMeが256なのでこれを512に換装し、ついでにヒートシンクでもつけてみたらちっとはマシになるかなと思ったりする。さっそくAmazonでポチってクローンして換装してみる。
これまでライフブックは裏ブタ開けて開腹するときや、SSDを取り外すたびに必ずネジ舐めする。3回か4回やっているけれど、ほぼ10割の確率でネジ舐めする。そのたびにネジ舐めしたときの滑り止め剤や特殊ドライバーなどを購入する羽目に陥っている。さすがに今回はと慎重に行う。なので開腹は問題なかったのだけど、NVMeを止めているネジでやっぱりまたネジ舐めしてしまった。もうLIFEBOOKブックはそういう仕様なんじゃないかと、ようはNVMeの交換を嫌がらせする仕様ではないかとそう思った。
そして今回の対処だけど、これがいつにもまして強力なネジ舐めで、これまで何度も危機を救ってきた滑り止め剤もまったく歯が立たない。こういう時に使う小型のペンチが「ネジザウルス」なるものがあるという。ネジの頭のほとんど極小の高さにかませてネジを回すペンチらしい。こんなやつ。
早速入手して使ってみるが、やっぱり微妙にかまない。これはもう対処なしだなと。そこでもうこれはついている256のNVMeを物理的に破壊する以外にないと思い、手持ちのラジオペンチでNVMeをはさみ、少し曲げるようにして外してみる。するとどうにかネジとは反対側の部分から脱着できた。NVMeを外したあとだととめてあったネジに、ネジザウルスもかませることができたので、ネジも無事に外すことができた。
それからコピーしてあった512gbのNVMe(ヒートシンクを装着済み)を装着してネジ止めして裏蓋つけてネジ止めしないで電源オン。きちんとNVMeを認識したようなので、ネジ全部止めて作業終了。
その後シネベンチなどで、フル稼働させてみたけど、温度もさほど上昇しないで50~60度くらいで推移している。新しいNVMeのせいか、さらに取り付けたヒートシンクのせいもあるのか、とりあえず発熱問題は回避。
ということで持ち歩きノートは今回の新たな中古(へんな表現)U9310/Dに変更。スクロールキーのとれた方はお蔵入りとなった。
ちなみにラジオペンチで少し曲げて取り外したNVMe(256)はというと、試しに読めるかどうかハードディスクカバーにつけてパソコンに接続してみると、なんと普通に中身も見える。ディスクチェックをしても特に問題ないよう。とはいえいつオシャカになるか判らないので使うつもりはないけれど、NVMeってタフなんだねと改めて実感した。
どこかのYouTuberがパソコン部品の物理的耐久テストとかで、発熱したCPUで焼肉焼いて食べるという動画を見たことがあるけど、身近で使うNVMe、SATAのSSD、メモリなんかの物理的耐久テストとかやってくれないかなと思ったりもする。水かけたり、少し曲げてみたり、ちょっと煮てみたりとか。
それはそれとしてとりあえず10世代ノートを使い始めているが、まあ自分の使い方でいえばたぶん十分すぎるとは思う。なんなら普段使いのデスクトップは8世代だけど何の問題もない。なのでそれ以上のものは特に必要ないのだけど、なんとなく11世代とかがちょっと触りたくなる。ついでにいえばMacのM1以降も興味はあるのだが、あれはバカ高いのでまったく手が出ない。とはいえ今持っている10年前のMacbook airではGarageBandが使えないので、どうにかならんかと思ったりもしている。
事程左様に老いたとはいえ、物欲的にはなかなか枯れないな。
「浜の真砂は尽きるとも 世に物欲の種は尽きまじ」


