メモリ高騰とかについて

 Xのタイムラインを眺めていると、パソコン用のメモリが高騰しているらしい。

 その理由はというと、どうもオープンAIが大量にメモリを需要するため買い占めているということらしい。

 結果としてパソコン用のメモリが軒並み値上がりしている。少し前まで2000~3000円台とか、いいとこ5000円くらいだったパソコン用メモリは軒並み1万~2万前後になっているし、性能のいいもの、容量の大きいものはさらに高騰している。

 それと同時にメモリだけでなく、HDDやSSDも少しずつ値上がりしている。NVMeとかもちょっと前まで5000円前後だったものあ、7000~1万前後になっている。Amazonで前に買ったものが、「あれなんでこんな上がっているの」と思ったりもしていた。

 となると部品や周辺機器の値段が上がれば、おそらくパソコンの値段も当然上がるだろうし、へたすると高値で品不足みたいなことにもなってくるかもしれない。米の次はメモリで、それがコンピュータにという。

 なにか風が吹けば桶屋みたいな感じもする。事実かどうかはわからないが、サム・アルトマンが、多分必要になるかもしれんから、いっちょう買い占めといてやろうかが、世界中の半導体、メモリ、周辺機器、パソコン、さらにいえばゲーム機器などの価格にも連動していく。

 世界システムのIT版みたいなものか。

 すでにパソコンも値上がり、品不足を予見するかのように、パソコンメーカーからもこんなポストがでている。

 単に煽っているだけなのか。各社に動向をアンケートした記事もあるが、まだ決まっていないうんぬん、法人向けに検討、ハイエンドマシン中心に値上げなどの声がチラホラだ。

メモリ高騰でパソコンは値上げする? メーカー各社に聞いた(ITmedia NEWS) - Yahoo!ニュース

 

 しかしメモリだけでなく、半導体、その他記憶媒体などに大きく影響することになれば、パソコンの高騰、品不足だけでなく、ゲーム機器やスマートフォンなどにも影響はでる。以前、半導体不足から車載ナビの品不足などもあり、新車の納入期日が大幅に遅れるなんてこともあったけど、たぶんいろいろなことに影響してくるかもしれない。

 

 まあオープンAIによる買い占めだけが原因であれば、解消されるかもしれない。しかしAI需要と開発競争の中でメモリは確かに重要なファクターになるだろうし、そうなると限られた資源の奪い合いみたいになる。より大規模で金になる部分に集中されれば、個人用パソコンなどは後回しになる可能性は大だ。

 パソコンメーカーは高値でも一定程度の需要が見込まれる法人向けにシフトするだろう。そうなると個人用パソコンは高値かつ品不足になっていくかもしれない。またちまちまと自作パソコンとか、中古パソコンのSSD換装、メモリ増設なんかで遊ぶのは困難になってくるかもしれない。

 こういう状況が続けば、あるいは固定されてしまえば、自作コンピュータとかパソコンいじりとかは、金持ちの趣味みたいになっていくかもしれない。大学新入生で新品パソコンが買えるのは金持ち子女のみとか。

 そうなると貧乏人はスキルを磨いて、古いパソコンをリナックスで使いこなすとかしないとダメになるかもしれない。もっとも現在はパソコンなど使わなくても、スマホあればたいていのことができるから別にいいか。とはいっても大学生にはパソコンは必須だし。そしてパソコンが買えないのと同じくらいにスマホも買えなくなるかもしれない。なんかこう5年ローンでスマホを買うとか、そんなことになるのか。

 新学期、大学生が購入するノートパソコンは、たぶん生協とかで売っているのは30万前後と、すでに高額なんだが、それが40万~50万になったりしたら、どうなるんだろうか。たぶんもう10年以上前になるけど、大学に入った子どもに最初に買ってやったパソコンはレッツノートの中古で8万くらいだった。一定程度使いこなしていそうだったので、1年後くらいにMacbook airを買い与えたけど、これからの親御さんもたいへんだろうなと思ったりもする。

 とりあえずAIによるメモリ買い占めが一過性のもので、早期に値上がり、品不足が解消されることを祈りばかりではあるな。