妻の身体障害者手帳がだいぶくたびれてきている。
2005年に脳梗塞を発症、2006年に手帳が交付された。さらに2007年に障害が固定されたということで再交付を受けた。1種1級「脳梗塞による左上肢機能全廃、左下肢機能全廃」、ようは再発はあっても機能が戻る可能性はゼロと国によって認定されたということだ。手帳が再交付されたときには、なんとなく微妙というか、まあ残念な気持ちだった。
その後、ずっと肌身離さず持ち歩いてきているのだが、さすがにくたびれてくる。そこで2017年に役場で再交付の手続きをした。
そしてそこからもすでに8年の月日が経っている。早いものだ。
再交付された身体障害者手帳もけっこうよれよれになっている。手帳の後ろのところには保険証やよく通う病院や医院の診察券なども入れている。おまけに最近はマイナ保険証としてマイナンバーカードまで入れている。するとビニールケースもけっこう傷んではじから切れてくる。そこはテープで補修したりしている。
先日ETC割引のことで役所の福祉課にいったときに、障害者手帳はだいぶくたびれてきていると担当者に話した。ここ何年か福祉課の障害者の担当は、同じように障害をもった男性がおこなっている。この人に言わせると、妻の手帳などはまだまだいい方なのだとか。その人も基本妻と同じ片麻痺だが、障害の程度としては妻よりはだいぶいい。聞けば、発症は16歳の時で、障害者になって35年近くになるという。妻は今年で発症から20年になるのだけど、まあ上には上があるということか。
担当者曰く「私の手帳はもっとボロボロですよ」とのこと。
とはいえ傷んだ障害者手帳をそのままにしとくのもなんである。おまけに保険証や診察券などを手帳に詰め込むのも限界である。とどめにマイナンバーカードも手帳にいれるとなると。手帳を取り出したときに、もろもろのカード類をぶちまける可能性もある。自分がいる時ならなんとかなるが、妻一人のときとなるとけっこう難儀なことになるかもしれない。ということでなにか良い手帳ケース&医療関係のカード入れはないかと物色してみる。
ネットでもいろいろ探してみるが帯に短したすきに長し。できればいままでどおりに、手帳と保険証や診察券などを一緒にできたほうがいいのだが。ネットだけで今一つサイズ感がわからないので、リアル店舗でもあたってみる。とりあえず車で30分と少しのところにあるショッピングモールに東急ハンズがあったので行ってみる。というか今はただのハンズか。たしかカインズホームが買収したんだったか。
でもハンズにもそれっぽいのはなかった。吉田鞄、もといポーターで財布やカード入れを探してもちょうどいいものはない。さらにいえばポーターは高すぎる。現役時代にポーターの手提げかばんを持っていたことあるけど、確かに丈夫だったがとにかく重かったな。まあそれはまた別の話。
結局、全部まとめて一つを諦めて、手帳ケースと医療関係のものをまとめたケースの二通りにすることにした。そう、今はお薬手帳は100均で買ったビニールケースを使っているのだが、もう少しカード収納ができるものを買う。別に身障者手帳ケースを買う。その二本立てにする。そういうことにしてみた。
でもって、ネットでそれっぽいものを二つ選ぶことにした。
こちらにお薬手帳、病院や医院の診察券などを入れることにする。
そして身障者手帳の方はこちら。
こちらには身障者手帳、免許証、マイナンバーカードなどを入れる。まあ大事もの。ちなみに妻は障害者になってからも、一応免許の更新を行っている。病気になって割とすぐにシミュレーターを使った適性検査なども行った。そのうえでお情けで、運転をしないことを前提に更新をした。運転しないことが前提の免許というのも変だが、当時的にはIDカードもないので免許はあるに越したことはなかった。
もっとももし運転となれば、片手、片足でも運転できるように車を改造する必要もあるだろうし、国リハで相当の実習を行う必要もある。もちろんそんなことは現実的ではないから、運転をしようなどとはゆめゆめ思ったこともない。ただ一度失効したら二度と免許を手にすることもないし、妻的にはある種免許があるというのはどこかアイデンティティにも関わる部分でもあるのかもしれない。
なので運転しないことが前提の免許だ。
そしてマイナンバーカード。それまではタンスの肥やしではないが、持ち歩く必要などなかった。なのに保険証は廃止となりマイナ保険証となってしまったので持ち歩かなくてならない。考えてみたら今回、身障者手帳とその他医療情報諸々の携帯、そしてそれを二分割するのは、すべてマイナ保険証の問題がからんでいるかもしれない。身障者手帳とマイナ保険証を携帯する。そうなるとより安全に携帯するためにはどうしたらいいか。結局、これだったんじゃないかと思い当たる。
すべては河野太郎が悪いという結論。
ということで身障者手帳のケースと医療情報系のケースの二本立てはこういうことにに相成ったという次第。





