長野の親戚が桃を送ってくれた。昨今、桃はほとんど高級品なので、有難いことである。

我が家は妻と二人暮らしなので、ちょっとばかり多いかなと思い、近くに住む子どもに「桃いるか」とLINEしたら、すぐに「いる、いる」と返事が返ってきた。
なので、半分をあげたのだが、妻はそんなにあげなくてもとブツブツ言う。どんだけ食いしん坊なんだろうか。
後日、子どものところに友だちが遊びに来て、桃を使って料理を作ったという。料理の学校を出て、パティシエを目指したこともあるというので、なにかデザート系かと思ったのだが、送られてきた画像はなんかこっちが思っているのとは違うものだった。

桃のカプレーゼだそうな。カプレーゼって、トマトとチーズで作るサラダみたいなやつではないか。デザートじゃなくておかずかよとは、ちょっと思った。子どもに言わせるとけっこう美味しい。とくにオリーブオイルをこんなに美味いと思ったことはないそうな。そう言われるとなんかちょっと食べたくなってくる。こういのはおすそ分けはないものなのか。
ということで、なにがということかわからないけれど、なんか自分でも桃使ってなにかやってみようかと思ったりして。とりあえず生ハムで巻いてオードブルみたいなものを作ってみた。しかし見た目からしてなんかさえないな、これは。カプレーゼとはえらい違いだ。まあでもいいか。

生ハムとメロンはわりと有名だが、同じような感じで桃も多分いけるだろうとは思った。あまり熟してないやや固めの桃を使ったのだが、それは単純にその方が巻きやすいだろうと思ったから。生ハムが少し余ったので、いつものようにキュウリとかチーズも巻いてみた。
結論的にはまあまあイケる。桃の甘さと生ハムの塩味がいい感じで、まさに酒の肴っていう感じだった。
生ハムとメロンはよくあちこちで出るけど、残念ながら自分はメロンが大の苦手。ある時期、レストランとかでのデザートで出てくると、これはまったく手つかずのまま。「メロン苦手なんですか、こんな美味しいもの」と言われると、「メロンは親の遺言で食べれないんです」と適当なことをよく言ったものでした。
子どもの頃から苦手なものっていろいろあった。豆腐も嫌いだったし、酢の物はだいたいダメ。もっともその手はほとんど克服したし、中には好物になったものもある。酢の物は酒のアテとしては大好きだ。そんな中でいまだに食べれないのは、メロンとあとはらっきょう、エシャレットあたりだろうか。まあいいか。
とりあえず桃と生ハムは大成功だった。とはいえ桃は高いからわざわざ買って作ろうとはならないな。また誰かが送ってくれたらということで。