初骨伝導イヤホン

 新年早々、どうでもいいネタ。

 年明けの7日だったか、友人と新年会と称する飲み会を都下某所で。友人もいよいよキャリアのゴール寸前で2月いっぱいでリタイアするのだとか。

 現在も週末は田舎で畑をやっているので、いよいよ拠点をそっちに移す予定だとか。その友人がここ最近は骨伝導イヤホンに凝っているとかで、試しに聴かせてもらった。耳を塞がなくても聴こえるのは、外部の音もきちんと聞けるので良いと。ここ半年くらいは畑仕事の時もずっと使っているという。

 そういう話を聞くとちょっと気になるではないかと。家で学習したり、音楽聴きながらパソコンいじったりしていると、ついつい時間を忘れると同時に外部の音がまったく入ってこない。カナル型にしろインナーイヤー型にしろ、耳を塞いでいると外部の音がまったく聞こえない。まあ昼間は独居老人状態なので、別にそれでも支障はないけれど、たとえば宅配便とかのピンポンもスルーしちゃったりとかもあるにはある。

 これまでもBluetoothイヤホンは片手くらいは持っている。いや、壊れたり、人に上げたりとかを含めるとおそらく軽く両手はいくかもしれない。とはいえ基本的に高いものも買わない。性格的に飽きるとか、なくすとか諸々考えると2万も3万もするものは買えない、買いたくない。そもそもバッテリー交換ができなくて、2年も使っていれば多分ダメになるものにそんな金を出せるかという話。持ってるもので一番高いのは7~8千円くらいだったオーディオテクニカ製あたりか。

 いややっぱり音に拘らなくてはという声もあるけど、そういう人たちは例えばオーデイオとかにどれだけ金使っているのか知らない。自分は多分あまり音とかに拘らないタイプだ。家のオーディオは20年かそこら前に総額30万くらいしたミニコンをだましだまし使っているだけ。さらに5~10年くらい前のオーディオを買い足しているくらい。

 家や外で聴く音楽はそこそこで十分という感じだ。本当に良い音で音楽を聴くとなれば、ジャズ喫茶やクラシック喫茶に行く。ジャズ喫茶はまだ頑張っているけど、クラシック聴かせる店は少なくなった印象。

 ということでとりあえず安価な入門編的なものはないかと、いつものようにアマゾンを物色して見つけたのが上記品。税込み1990円ですよ。取り合えず壊れてなければそれでいいです的世界の中華製である。まあこの手は当たり外れが多数あり、届いたけど片っぽが聴こえないとか、そもそもBluetoothがつながらないとか、すぐに聴こえなくなるとか失敗も様々。

 今回のものについていうと、まあ普通に使える。簡単にBluetoothはつながる。たしかに耳塞がなくてもきちんと聴こえる。音はというと、誰かがレビューでドンシャリ系のドンがないと酷評してたけど、まあそれほど良いとはいえないかもしれない。とはいえ値段を考慮すればほぼ及第点。普通に音楽聴くうえでは申し分ないと思う。

 試しに昨日くらいからプレイリストのロック&ポップス系を聴いているが、特に気になることはない。Amazonのページでは音源から10メートルくらい離れても聴こえるということになっているが、感覚的には5メートル以上離れるとプツプツ途切れるような感じ。この手のイヤホンやヘッドホンだと、モノによっては二階に音源があって、一階でも問題なく聴こえるなんてものもあるにはあるけど、これはちょっとそこまではいかないみたい。

 まあ自室で至近にIpodとかと繋げている限りは今のところ問題はなさそう。あとは耐久性というか、どのくらい使えるかだけど、価格的にいえば1年もてば御の字だと思う。

 年齢とともにだいぶ物欲も減退してきたけど、まだちょっとこうやってチープな無駄買いは続いている。まあいいか、1990円だし。