皇居周遊 (9月1日)

 MOMATの後、少しだけ皇居の周りを車椅子を押して歩いてみる。

 5時少し前くらいだったが、空はどんより曇っていていつ雨が降ってもおかしくないくらいだったのだが、まあなんとかなるかと思い竹橋方面に下ってみた。まずは平川門を通る。東御苑はこの日は開園しているのだが、5時で閉園。すでに門は閉まっている。そのまま内堀通り沿いを行く。途中で大きな銅像を見かける。妻と二人で「なんだろう、これ。聖徳太子?」などと話していたが、後で調べると和気清麻呂像だとか。和気清麻呂、なんかそんな人いたなと日本史の記憶が途切れ途切れに。

和気清麻呂像

 その後、大手門を抜ける。お堀には一匹だけ白鳥がのんびりと泳いでいる。それからしばらく歩くとようやく遠くに皇居前広場が見えてくる。坂下門を目指して少し行くが急に風が強くなってくる。雨の前兆だろうか。

 空もお堀もなんとなく水墨画のような雰囲気。松の緑は後から着色したような感じか。

 するとぽつぽつと雨が降ってきたので、慌てて戻ることにする。車を止めたのは近代美術館の少し先の北の丸公園駐車場。やや速足で車椅子を押すが、雨脚はだんだん強くなってくる。和気清麻呂像の少し手前でさすがにこれはということで車椅子の後ろポケットに入れてある折り畳み傘を出して妻に持たせる。雨が降ったときはこうやってとりあえず妻だけは濡れないようにする。当然押している自分は濡れる。

 雨はさらに強くなってきたので、竹橋の地下鉄の駅の入り口のところで雨宿りすることに。歩く人はみんな傘をさしている。皇居ランナーたちはずぶ濡れになって走っている。入り口から雨の写真撮ってみるけどあまりよく判らないかも。

 10分か少し雨宿りしていると、雨が小降りになってきたので歩くことにする。妻は傘をさして自分は濡れて。近代美術館の前あたりはゆるい坂、それを上った途中で来た北の丸公園の入り口があり、またその坂を上る途中に駐車場がある。

 車に着いたときは自分はもうけっこう濡れていて、着ていたシャツは脱ぎTシャツだけに。車に置いてあるタオルで髪の毛も拭く。これってゲリラ豪雨一歩手前みたいな感じだったかなと思いつつも、まあそこまでじゃなかったのはラッキーだったかもとちょっと前向きに考える。実際、テレビでニュースとかでやるようなゲリラ豪雨に車椅子押しているときに出くわしたら、それは目に当てられないだろう。

 美術館巡りからの皇居周遊は雨にふられる始末だったが、まあ最悪の状況まではいかなかったか。秋になったらまた来てもいいかもしれない。もう少し時間が早ければ、車椅子押して皇居一周くらいは出来そうな気もする。