走行距離

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 昨日、買い物から帰ってきて何気に車のオドメーターを見たら走行距離が4100キロ超えになっていた。

 そういえば一昨日、子どもを千葉まで送って行った時にまもなく4000キロになりますとナビから音声でお知らせもあった。いわゆる記念距離メモリーというやつだ。

 この車が納車されたのは7月18日だから、二ヶ月と少しで4000キロに到達したことになる。そんなに走ったかなといういのが正直な実感だ。そんなにロングで走ったかなと思い巡らしてみる。

 7月には千葉の子どもの家に行ったのと長野県の水野美術館に日帰りでいった。

 8月はというと、秩父周遊、行田たんぼアート、青梅の玉堂美術館と奥多摩湖、相模原に墓参りなど。あと月末に日光へ一泊旅行にいったか。

 9月に入ってからは、京都に上村松園展で一泊旅行したくらいで、あとは近場で府中市美術館、青梅美術館、高崎の群馬県立近代美術館くらいか。

 なんか近場でもちょくちょく乗っているとけっこう距離稼いじゃうものだ。

 車は今の車で8台目になる。結婚してからはずっとマイカーを持っていることになるけれど、最初の頃は年間走行距離はだいたい8千キロくらいだったと思う。まあ仕事しているとふだんは買い物くらいだったし。

 妻が病気になった15年前からは一気に走行距離が伸びた。病院との行き来や子どもの学童の送迎などなど。妻の身体が不自由になったこともあり、どこへ行くにも車を使うようになった。車椅子を使って電車での移動はけっこうストレスになることが多い。世の中は想像以上にバリアーだらけだったこともある。長時間の車での移動は運転する自分はけっこうしんどいが、どこでも行けるしトイレとかでの自由度が高い。

 病気になって身体が不自由になっても、健常者と同じような生活をさせたい。なんなら仕事をやめた妻にはそれまで以上に外出する機会をみたいなことを考えた。妻も病気の影響もあってか、それまでにさほど外出や旅行とかに行く方ではなかったが、とにかくおでかけ大好きになった。

 それからはけっこうあちこちへ旅行に行った。フェリーを使って北海道にも行ったし、淡路島には年に2回は行っていた。健保の契約するホテルがあり通常の半額程度で泊まることができたからだ。京都、伊勢志摩、宮津、本当にいろいろなところへ行った。すべて車だ。

 年間の走行距離はここ15年くらいは、平均15000キロくらい走っているはずだ。子どもが京都や淡路に車で行ったというと、友だちに驚かれたり、呆れられたという。まあ普通は関西に行くのは新幹線だろうと。

 この雑記は個人の備忘録目的で書いている部分が多い。生活綴り方みたいな感じ、いってみればやまびこ学校みたいなものだ。その記録を読み返すと、前の車は中古で9千キロくらいの走行距離だったのを購入、1年7ヶ月で3万キロに達したという風になっている。19ヶ月で21000キロ走行、一ヶ月にならすと1105キロである。それを考えると今のペースは倍近いことになる。

 今度の車に買い替えたのは、年齢的におそらく最後だろうという考えからだった。そしてせっかく仕事を辞めて時間が出来たのだから、もっといろいろなところへ行ってみたいとそんな思いもあった。まあ年齢的には後5年くらいか。さすがに70超えて車で、1日500キロとかのロングドライブは無理だろうと思う。

 とはいえ二ヶ月で2000キロである。もしこのままのペースで一年乗れば24000キロ、多少ペースが落ちたとしても1回目の車検までに5万キロ超えは必須である。なんかそれを考えるとちょっとまずいかと思ったりもする。まあ車を新しくしての最初の二ヶ月である。ちょっと頑張っちゃいましたみたいな感じかもしれない。とはいえ10月には4~5日かけて関西方面に出かけようとか思ってもいる。多分、これまでのことからいえばおそらく1500キロ超えになるはずだ。

 じょじょにペースが落ちてくればいいのだが、なんかブレーキの壊れたダンプではないが、さらに走行距離が増えることはないか。別に暴走はしないけれど、ある種の暴走老人というのもちと困る。