聖天宮へ行く

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 天気も良かったので坂戸の聖天宮へ行ってきた。いつもここは車で行くのだが、今日はウォーキングもかけて歩いて行くことにした。もちろんカミさんの車椅子を押してである。家から直線でだいたい3キロ弱だが思ったほど遠いという感じがしなかった。

聖天宮 - Wikipedia

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 ここは本当に荘厳な感じがする。駅から2キロ近く離れた場所に唐突にあるのが違和感といってしまえばそれまでだが、この台湾式の道教寺院はもっと宣伝されていいのではと常々思っている。いや、それほど手の込んだ造作なのである。この寺院について解説をしてくれる人が常駐しているのだが、その話によれば台湾の宮大工が15年かけて作ったものだという。当然、釘は一切使われていない。
 さらにいえば天井の彫り物も細かい造作だし、石の柱にも見事な彫刻がが施されている。なぜ坂戸の地にといえば、ウィキペディアの解説にあるとおりに、お告げによるものなのだとか。

 坂戸にしろ、埼玉にしろ、東武鉄道にしろ、もっとこの寺院のことを宣伝してくれてもいいのではと思うし、一見の価値あるものだ。以前にも書いたかもしれないが、この寺院の周囲に台湾式の屋台などを集めれば、ちょっとしたリトル台北みたいな雰囲気になるかもしれない。今、台湾式の安い中華料理屋があちこちにある。あれは実は中国人がやってるとかって話だが、ああいう店舗構えるのではなく屋台でっていうのありのような気もしないでもない。

 問題はとにかく集客だと思う。宣伝して駅からバス、そして聖天宮を中心に周囲に屋台村みたいなのってけっこうイケるのではと、まあこれは10年くらい前に思ったこと。まあ今はコロナでそれどころじゃないけど、この地は外から人を呼ぶような観光資源に乏しいので、せっかく道教のお宮としては国内最大級なんだし。

 まあそのためには周囲の開発も必要かもしれない。今のところ聖天宮の周囲はもう本当になんもない状態のままだから。

 以前来たときにはなかったのだが、休憩室には自販機があり、ちょっとしたお土産グッズや台湾のスイーツの缶詰なんかが販売されていた。今回はカミと二人でこんなのを食してみた。

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 小豆とレンコンの実のぜんざいと牛乳落花生のスープ。いずれも甘系だけどまあまあイケた。