宮津旅行

 下書きに残ったままだったが、1月1日、2日と京都宮津に旅行に出かけていた。

 多分、コロナ禍アップするのを躊躇ったのかもしれない。

 たまたま、健保の契約しているホテルの抽選があたった。それだけのことである。家を出て友だちと暮らし始めた子どもも一緒に行くことになったが、正月に家族三人で旅行に行くのはおそらくこれが最後かもしれないなと、そんな淋しい予感もある。親は次第に老いていき、1000キロを超すようなロングドライブは次第に難しくなるかもしれない。子どもはというと、社会に出てようやく自分の道を少しずつ歩み始めている。そういうものだ。

 宮津に行くのは多分三度目くらいになるかもしれない。観光する場所はというと、定番の天橋立周辺、舞鶴は海鮮市場がある道の駅や軍港周辺の赤レンガなど。あと引揚記念館など。まあ観光というよりも正月に家事から解放されて、温泉と美味い食事をとる、ただそれだけのことである。

 埼玉から走りに走って午後には宮津に入る。頑張ればなんとかなるものだ。初日、元旦ということもあり、まず天橋立にある知恩寺文殊堂で初詣だ。ただひたすら家族の健康と平穏な日々を祈る。

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 天橋立周辺は先日来の大雪の跡が残っていて、行きにけぶる景色というのもなかなかに趣もあるにはある。

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 ホテルでの夕食もそこそこ豪華で、正月ということもあるのだろうか半身のカニも出た。

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 翌日は舞鶴の道の駅とれとれセンターに行く。お目当ては食堂での海鮮丼だ。子どもはある部分、ホテルの食事とこの海鮮丼のためだけに着いてきた。まあいい。海鮮丼はやはり新鮮だしなかなかに美味い。大昔、小樽の市場の食堂で食べた海鮮丼はえらく感動したが、今回はそれほどではなかったが、これは多分食べるこちらがこうした豪華な食材にもどことなくスレてきているからなのかもしれない。

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 舞鶴では他に行くところもないので、例によって引揚記念館に行く。正月二日だというのに開館しているのも驚くが、雪の積もった寒い時期ということもありロシア抑留者の厳しい生活を忍ぶみたいな気分にもなる。正月だというのに戦争の日々に思いを巡らすというのもなんだな。

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 そのようにして二日間の旅を終了。三日はただただロングドライブして帰って来た。子どもは四日から仕事だという。ご苦労なことではある。まあこれはただの生活の記録みたいなものだ。