中古で手に入れたダイソンである。コードありのキャニスター型。
今流行りのコードレスにしなかったのは、バッテリー切れがストレスになりそうな気がしたから。いろいろ調べると、コードレスはだいたいの稼働時間が20分程度、強モードだと5～6分という。
我が家の場合、マッチ箱サイズとはいえ一応4LDKある。掃除は基本週1回なんだけど、ダラダラとやるためとても5～6分で終わらない。稼働時間20分のためにテキパキやるというのも効率的かもしれないけど、バッテリーに急かされてまで掃除したくない。
自分の中で家事したくないランキングでいうと、一番が洗濯物のアイロン掛け。これは基本やらない。必要に迫られてどうしてもというときだけ、泣きながらやる。
子どもが中学生の時は毎日のようにワイシャツというか白ブラウスにアイロン掛けるのが辛かった。高校に入ってノンアイロンのブラウスになった時は小躍りしたもんだ。通常、2～3枚で回すのだが、多分その倍くらい買っていたようにも思う。私学の学校で学校指定で百貨店で買うもので、あれはけっこう痛手だったが背に腹は代えられない。
アイロン掛けの次か次くらいのところに多分掃除はあると思う。出来ればやりたくないけど、さすがに掃除しないと諸々家が荒れる。だからこれはやらざるを得ない。なので週に1回土日のどちらかにやると決めている。
まずは二階の3部屋と洗面やトイレ。子どもの部屋は髪の毛だらけなので、掃除機をかけるまえに粘着テープのゴロゴロをやる。そうしないと掃除機のヘッドに絡みついた髪の毛を後で取るのが大変。
それから掃除機かついで一階に降りて狭い廊下と階段、次にリビングダイニングということになる。
二階、一階ともにモノが散乱している家なので掃除機をかけるスペースは少ない。特にリビングダイニングは椅子やコタツをどかしたりとか、前準備がけっこう大変。我が家ではルンバは多分機能しないだろうなとは思う。始終何かぶつかってばかりようにも思う。
話は脱線。ダイソンである。なぜ中古にしたかというと、新品だともし使い勝手が悪い場合、価格面からもちょっとショックが大きいかなと考えたから。もちろん掃除用だから中古には抵抗ある人も多いかもしれないけど、自分は多分そういうの気にしないタイプである。定価の三分の一以下で、うまくいって1～2年使えれば御の字かなと、まあそんな風に考えている。
一応、中古でも出来るだけ程度の良いものをということで、やや高めだったけど箱や説明書もついているやつをゲットした。もちろん保証はない。
まずは使ってみるといわれるほど音は大きくない。思ったよりも小ぶりな感じで、サイクロン部分が小気味よく回っているのも可視化されている。
一週間ぶりの掃除で例によってダラダラとやったのだが、集積部分を開けてゴミを出すと、思った以上に埃ががっつり取れていた。これはちょっと感動的だが、これで掃除好きになるかというと、多分そういうことはない。
