機内食と映画について

 シンガポール航空は確かにサービスがいい。しかもきちんとエコノミークラスにも日本人のCAがいる。これは本当にありがたい。

 飲み物のサービスもけっこうな頻度でやってくる。アルコール類もビール、ワイン、ウィスキーとなんでもありだ。11年前のデルタもビールが出るには出たが、おかわりしたら品切れだと言われたけど、そういうこともない。座席はちと狭く、男性にはちょっとばかりきついけど、まあ耐えられないということもなかった。

 食事は洋食と和食から選ぶことができてけっこう美味しかった。画像は夕食ではなくて軽食の朝食なんだけど、これもなかなかしっかりしていた。

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 機内では映画も新しいものが観れるのだけれど、英語で日本語字幕というのがまったくない。新作映画もいくつか話題のものがあるのだけれど、よくて日本語吹き替えで、なかには英語、英語字幕とか中国語字幕ばっかり。やっぱりニーズの問題なのかもしれない。最近の映画の中では割と気になっていた『ジョジョ・ラビット』があったのだが、これは日本語吹き替えなし。途中まで英語だけで観ていたのだけど、さすがにしんどくて中断。

 結局、行きの行程で観たのは、フォアキン・フェニックスがオスカーをとった『ジョーカー』。とはいえこれからウキウキで海外旅行に行くときに観るにはあんまり相応しい映画ではなかったかな。

ジョーカー(吹替版)

ジョーカー(吹替版)

  • 発売日: 2019/12/06
  • メディア: Prime Video
 

  個人的にはバットマンもあまり好きではないので、『ジョーカー』にもあまり反応しない。緊迫感、切迫感のある重厚な映画だけれど、あまり好きなタイプではない。底辺で不幸な生い立ちのコメディアン志望の青年がいかにして狂気の世界に入り込んでいくかを克明に描いてはいるのだが、そこから稀代の悪党へと変身するところが今一つというところか。

 とにかく機中ではほとんど寝ることができず、続いて『Crazy, Stupid, Love』なるコメディ映画を観た。まったく事前知識なく観たのだけれど出演者は豪華、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリングエマ・ストーン等が出演のラブ・コメディ。まあこれについては特に語るべきものなし。なんでも2011年制作だとか。

 

ラブ・アゲイン(吹替版)

ラブ・アゲイン(吹替版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video