コインロッカー

 まずは一枚の写真から。

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 MOMATのコインロッカーである。美術館のコインロッカーは基本無料で、100円玉は返却される。鍵を差し開ければ、100円玉は出てくる。自分たちにとっては割と常識というか、当たり前なんだが、ひょっとして外国ではこれは普通ではないのでと思ったりもした。

 実際、今日のMOMATもけっこう外国人のお客が多かった。上野の西洋美術館と竹橋の近代美術館はけっこう外国人に有名なのかもしれない。まあ実際のところ、これだけの名画が揃っているのである。美術好きにはそそられるものがあるだろう。ひょっとしたらガイドにも当然のように載っているのかもしれない。

 なのでこの硬貨の取り忘れは多分外国人のものではないかと、勝手に推測してみた。そう思ってみるとけっこうあちこちに100円玉の取り忘れが散見するのだ。もちろんそれを集めたりといった無粋なこともしない。係の人に言うのも面倒臭かったのでそのまま放置した。

 まあ中に入るところでハードルが高いが、小銭目当てのプータローにはねらい目かもしれない。