iPhoneを新しくする

 子どもが使っているiPhoneがやれ通信制限だの、容量が少ないなどと文句が多い。通信制限はそれこそ四六時中スマホをいじっているからこれは当然といえば当然かもしれない。無料とはいえゲームやコミックなんかを毎日のようにやっている。時々スマホ猿と揶揄していうと自分などまだいいほうだと口答えをする。まあ実際のところ無料、有料を含めゲームに興じる若者は多数いるし、それを思うとまだまだマシなほうかもしれない。
 容量オーバーについていえば、これは授業を録音したり板書を撮影したりすることが多いせいもあるのだろうとは思う。何回か見せてもらったがスマホは完全にノート代わりである。授業中に写真を取り、後からそれをノートPCで清書するみたいなことをやっている。あまり試験とかで関係のないものはそのまま画像として保存するだけ。
 さらに講師の授業はけっこうな頻度で録音し、それを復習として電車の中なんかで再生しているようだ。今時の大学生はずいぶんと変わったのだなとも思う。
 まあそういうのもあり、今使っているiPhone6s16ギガではかなり使い勝手が悪いようなので、新しいものに代えてやろうかと思い立った。そうなると親の自分のものも代えようと思うのもまあ人情みたいなものではないか。さらにいえば自分の使っているのはさらに一つ前のiPhone6である。そうなると2台同時の機種変更となる。そこに持ってきてカミさんも私も新しいものがという声を出して来る。なので3台同時にということになる。
 すでに前週にヤマダ電気であらかた説明を受けていたので、もう後は勢いだけである。午前中から動き出し、昼食をはさんでなんだかんだで3時間近くかけて親子3名iPhone8に機種変更を完了。
 新しい機種はそれなりに早い。バッテリの持ちもいい。まあこういうのは最初だけのことだとは思う。そして思うのだが、年齢的にはもうこれが最後かなという思いもある。次に機種変更する時は格安のSIMフリーのものになるのかなとも思う。
 子どもはというと、親の金での機種変更はこれも最後になるのではないかと思う。来年は4年生、再来年は順調にいけば社会人だ。務めたらスマホの維持費は自分の稼ぎでやってもらうことになるし、さらに新しいものにしたければそれも自分の金でということだ。
 けっこう簡単に、勢いで3台の機種変更したけれど、それはそれで割とターニングポイントになるような類のものかもしれない。それ以外に特に感慨らしきものはない。