挨拶周り

取引先への挨拶周りに行く。1年に一度だけ先方のトップとちょっとした話をする。いわゆる表敬訪問だ。本来であれば先週のうちに行うのだが、先方の多忙さもあり、調整していただいたうえでこの日になった。
 こうした表敬訪問を多分三年くらい続けているだろうか。たいへん緊張する。ある意味慣れるということがない。とはいえ業界でもよく知られた方と短時間とはいえお話をする機会は、自分にとっても有意義なことだとも思っている。
 話の中身は業界全般のこと、個別の商品のこと、物流問題など多岐にわたる。話す内容はそれなりに頭の中で整理しておいたつもりだが、けっこう試されているような部分もあるかもしれない。
 しかし還暦過ぎて、こういうのもどうかと思うが、いくつになっても秀でた方、優れた方とお話をする機会というのは、それはそれで得難いものだと思っている。立場が違えばこんな機会がありえないことでもある訳なので、そういう意味ではキャリア的な僥倖といっていいことなのかもしれない。