正月の過ごし方

 大晦日と元旦を長野のカミさんの実家で過ごす。二日間とも夜は酒漬け、日中は買い物ばかりしていた。元旦は信州中野のイオンでなぜかゴールデンベアの福袋なんかを買っている。綿入りのジャケット、トレーナー、シャツ、靴下の4点セット。まあゴールデンベアだし、これで1万円なら割とお得感はあるかなと思ったりもした。あとで調べるとイオンだけでなく、イトーヨーカドーでも同じ内容の福袋を売っているようで、かなり全国規模で同一内容の福袋が売られていた模様。これは何気着ていると、あの福袋のやつみたいな冷たい視線もあるかもしれない。まあいいか。
 ここのところ財布の紐が緩みがちだったので、今年あたりから少しずつ緊縮財政にと思っていたのだが、中々そういう訳にはいかないようだ。とはいえ今年は62になる。キャリア的にいえばあと1〜2年というところだ。再就職がうまくいかなければ確実に年金生活となる。年金は今の見通しだと月にならすと12〜13万くらいということになる。それこそカミさんの年金のほうがはるかに多いということになる。さらにいえば再就職先があったとしても、多分パートやアルバイトの類で年金と同じくらい稼げればいいところだろう。今の収入からしたらとてつもない減額となる訳で、じょじょに生活のダウンサイジングをはかる必要はあるのだ。
 とはいえ子どもが就職するまでは後2年である。それまではなんとか仕事に就いていたいと思うが、こればっかりは自分の意思でどうなるものでもない。業績が悪化すれば今年の半ばにもお払い箱になってしまう。
 家に戻ってきたのは2日の夜。3、4日はほぼ家事して終わった感じだ。今年は久々、正月旅行をしないで過ごした。なので家でゆっくりと酒飲みながら、DVD鑑賞でもしようと思っていたのだが、まったくそういうの出来ずに終わった。正月、映画とかまったく観ていないのだから、何がゆっくりとした寝正月である。結局のところ、家にいればおさんどんで終わってしまう。還暦過ぎても家族と一緒にいればずっとこんな風なんだろうなと思ったりもする。
 今日は通常より少し早い仕事始め。休み明けなので多少の繁忙感があるかと思ったのだが、現場の方も意外なほど早く仕事は片付いてしまった様子。こっちも請求書や経営資料を早々に終わらせた。