介護調査~装具引き取り

 朝からカミさんの介護調査。2年に1回のことだから、もう何度目のことだろう。でも家に人がくるということで、一応リビングとか掃除しなくてはいけないということで、昨日は夜遅くに掃除とかしてそこそこ大変。

 もともと45で脳梗塞になって片麻痺だから介護サービスが疑問なのだが、特定疾病ということで介護保険を受けている。制度上のことで介護認定、介護サービスという流れなのだが、本来はきちんと障害者としてのサービスがあっていいのではないかと思ったりもする。

 さらにいうと、やっぱり高齢化社会の影響、介護サービスの利用増ということで、介護度は下げられる、介護サービスを軽減化させる方向にいっているみたい。とはいえ、こちら的には発症当時から医者に匙投げられているというか、障害は固定化され、悪くはなっても良くはならないと宣告されている。なので国の都合で介護度が下がるのは絶対に認めたくない。

 障害が少しでも良くなるのなら、いくらでも介護度が下がってもいいと思う。うんと良くなって、機能全廃の左上肢、左下肢が少しでも動くようになるのなら、短い距離でも装具や杖なしで歩けるようになるなら、介護保険なんて利用しないと思う。でも、それはもう夢の夢のことなのだから。

 という訳で、今回も調査員にそういうことをきちんと伝えて、もしも介護度が下がるようなら区分変更をすると話した。過去にも確か2~3回そういうことがあったということも説明する。とはいえ依然みたいにちょっと喧嘩ごし対応みたいなことはない。きちんと調査員に対応するし、それこそ涙ながらに切々とみたいな感じ。芝居じみたとかじゃなく、カミさんの障害のことや日々の生活、入浴介護とかそんな話を人にしていると、ちょっとだけウルウルしてくるんだよ、何年たってもね。

 昼前には調査も終わり、軽く昼食とってからお出かけ。カミさんの装具が出来たという連絡が装具屋さんからはいっていたので、引き取りにいく。装具屋さんは練馬にあるので、当然車で。装具代は58000円くらい。トホホだけど、まあ必需品だから仕方がない。国の基準だとだいたい1年半くらいで替えなくていけないらしいのだが、大事に使えばもっともつ。1年と少し前に作った装具は来年あたりにベルトの交換を考えている。まあ二つの装具を交互に使っていけば5年やそこらは十分に使える。

 装具は国リハで一つ、退院する時にもう一つ作って、5年くらい前に一つ。去年一つで今回。もう五つも作っている。発症して10年だから、まあそういうことなんだろう。