天橋立に行く

 せっかく宮津に二泊したのであるからということで、天橋立を観光することにした。ここにきたのは何年前のことだろう。車椅子のカミさんと子どもの三人で来た記憶がけっこう鮮明に残っている。調べてみると2010年のゴールデンウィークのこと。もう7年も前のことになるんだという、ちょっとした感慨。
天橋立 - トムジィの日常雑記
 ホテルをチェックアウトしてから車で文殊地区のあたりをうろうろする。まだ午前中だというのにさすがお盆の時期、けっこう車混んでいる。前回と同じ市営駐車場に車を止めてから車椅子を押して、最初に知恩寺へ行く。なんとなく前回の記憶が徐々に蘇ってくるような感じだ。前回は天橋立ビューランドという遊園地に行き、そこからの眺めを楽しんだのだが、今回は府中地区の笠松公園に行ってみることにする。
 笠松公園にはまず遊覧船に乗って対岸まで行く。だいたい15分くらいのんびりと船に乗っている。到着してからケーブルカーの駅まで少し歩く。そこからゆったりとケーブルカーに乗り笠松公園に。そこからの眺めが由緒正しい股のぞきなんだとか。


 笠松公園からまたケーブルカーで麓まで帰って来て、遊覧船に乗って文殊地区に戻ってくる。時間は2時くらいだったか。それから少しだけ天橋立の中を歩いてみる。だいたい三分の一くらい歩いただろうか。その中洲の細い遊歩道の片側は海水浴場になっている。京都の人はこの辺りに海水浴に来るのかとなんとなく思ってみた。
 戻る途中、廻旋橋がたまたま回って、船が通行するのに出っくわした。といっても通行人はただただ待っているだけなんだが、それでも滅多に遭遇することもないので、ちょっとだけ嬉しくなった。

 その後は京都に宿をとっているので早めに向かうことにした。京都までは縦貫道の一本道なので、遅くなればかなりの渋滞があるだろうという判断だったのだが、道路はすでにけっこう混んでいて園部 ICのあたりまではずっと渋滞だった。