社員面談

 昨日今日と社員面談を実施。これまでパートの面談は5年以上続けてきているのだが、社員個々との面談は昨年から始めたばかり。形式的には職制に人事考課を行わせ、それを元に面談を行いマイナス点等を指摘して改善させたり、評価の高い部分をより延ばす等を目的にしている。
 まあどの会社でも行っているようなものだが、これまで人事があまりにも場当たり的だったり、その時々の恣意的な形で行っていたりというところを是正して、客観性をもたせることを目的にしている。とはいえそう簡単にはいかないし、きちんと外部の人事評価システムとかを導入しているわけでもないので、正直暗中模索的でもある。とはいえやらないよりはやったほうがましだろうくらいの
意義付けで始めた部分もあるにはある。このへんは言いだしっぺなのでなんとか継続してよりよいものにしていきたいという思いもないではない。
 今回は部長を同席させて三者面談みたいな形で行ったのだが、小さい会社とはいえ社員個々と直に話しをする機会も日常的には少ないので、部長達もそれなりに得るものが多かったようである。
 自分が上になってから幾つかの新しい取り組みを行っているのだが、その一つではあるのだが。正直普通の会社が普通に行っていることは試行錯誤しつつ導入する。旧態依然とした会社を少しでも普通の会社にしたいというただそれだけのことなのだが。
 と、ここまでは建前的な文言。個々に話をしていると、一般社員も職制もだいたいにおいて意識は低いと改めて思う。まあ荷担ぎ中心の物流会社名なのであまり多くを求めても致し方ないかなというのが総てである。とはいえ零細企業とはいえ、生き残っていくためにはそれぞれの意識を少しずつでも変えていかなくてはならない訳で、少しずつでも今更なによというような施策も取り組まなくてはという思いもある。自分のキャリアでいえば後数年がいいところだろうと思う。それを思うと一抹の焦燥みたいな思いもある。とはいえ10年、20年と仕事をしてきてこんなレベルかと思ったりもする部分もあるのだが、まあそれを言ってはおしまいなんだろう。