吹奏楽のコンサートに親しむ

 子どもがやってる吹奏楽のサークルの定期演奏会を観にいく。会場はサンパール荒川という荒川区の区民会館。収容人数的にはだいたい800名くらいの会場。子どもが通っていた高校のホールは2000名規模だったので、さほど大きな器とは思わないがそこそこの会場。演奏もさすが大学生ということで、そこそこの完成度でけっこう楽しめた。
 区民会館なので駐車場もなく近隣の有料駐車場を探さなくてはならないのだが、駄目もとで身障者用の駐車スペースがないか問い合わせたところ、搬出用の駐車場にスペースがあるというので予約を入れさせてもらう。このへんはさすがお役所だなと感心、有難く利用させていただく。
 子どもが参加した演奏は3曲。メインの曲は「地底旅行(Harrie Janssen)はなかなか聴かせるが、やや地味で自分のような素人には少し冗長というかダレるような印象がある。まあ退屈とはいわないけれど、全体に真面目な学生達による真面目な演奏という印象。あまり知識がないので、あまりどうのとはいえないかな。その他ではガーシュインの「アイ・ガット・リズム」とかジャズっぽいものもあったが、これもきわめて真面目な吹奏楽のアレンジ、演奏。まあビッグ・バンドではないので、これもそういうものと思って聴かなくてはいけないのでしょう。
 子どもは中学から6年間続けてきた音楽が続けられることである意味ラッキーというところだろうか。まあこれから4年間続けていければそれはそれでいいことだとは思う。音楽を趣味として続け、時々こういう形で演奏を発表できるというのは素直に素敵なことだとも思っている。親的には演奏会を普通に楽しめる機会と、それなりに子どもの成長を見続けることができ、それはそれで僥倖だと思う。