キッチンの見積もり

 兄は午前中、人口透析。
 その間にリフォーム業者のキッチンの交換の見積もり調査にやってくることになっていたので、立ち会うことになった。リフォーム会社の営業とメーカーの営業の二人。メーカーはリクシルだったか。キッチン、ガス台それぞれの寸法を測り、設置可能なものをカタログからチョイスする。
 こちらの要望は、別に自分が住んでいる訳でもないので、ただただ安価で、出来るだけ早期に設置可能なものというもの。だいたいのところリフォームは兄がこの部屋に住めない状況になったら、そのときに一気にやってそのまま売っぱらうというものだった。とはいえ5階の居室のため水周りだけは最低限水漏れとかないようにと考えていた。なのでこのタイミングでのキッチン交換はどうにも予定外というか想定外というか。
 営業が進めてきたのは、今のキッチンと同等のものに交換するか、比較的に普及型のシステムキッチンにするかのいずれかというもの。資産価値という点ではシステムキッチンなんだろうが、兄が普段使いをするうえでは今と同等のもので十分ということになる。価格的には現状の団地サイズキッチンへの交換で25〜30万、システムキッチンだと安くても70万ほどだという。何か溜息しか出てこない心象風景である。