ハードディスク換装

 日常的に使ってるHPのデスクトップマシン(Pavilion)のハードディスクのガリガリというシーク音がやたら煩い。このマシンは確か昨年だったか、中古で買ったのだが、備え付けてすぐからけっこガリガリという音が騒がしかった。はずれつかんだかなと思いつつも仕方なく使ってはいたのだが、なんとかしなくてはと思ってはいた。
 子どものノートパソコンを買ったときにいろいろ調べていて、中古ノートは大体元から内臓されてるハードディスクをSSDに換装しているという情報とか、そのやり方とかの記事を読んでいて、ひょっとしてこれデスクトップでもありかなと思った。とはいえ内臓1テラのSSDとなるとまだまだ高くて大体5〜6万する。そんな金を出すなら買い替えるよと思いいろいろ調べてみると、ハイブリッドHDDなるものがあるという記事を読んだ。
ハイブリッドHDD - Wikipedia
 ようはSSDがまだまだ高いので、普通のHDDに容量の低いメモリを組み込ませたもののようで、だいたい2〜3年前に出たものらしい。まあ中途半端なものなので、あまり普及せず。SSDの価格が下がってきたこともあり、なんとなく廃れてしまったものだとかいうのだが、ひょっとしたらこれはありかなと思って調べると、アマゾンあたりでけっこうお手軽に売っている。

 値段も8780円と安い。これは買いかなと思った。
 さらにハードディスクのクローンを作るために用意したのがまずこれ。
 これは新しい内臓ハードディスクをケーブルでパソコンに繋げて外部ストレージとして使うことができるというものらしくて、ハードディスクの換装記事ではよく出てくるもの。まあ値段も安いし、必要アイテムかとも思った。これをパソコンと接続して、クローンユーティリティを使ってハードディスクを丸ごとコピーする。ユーティリティはこれが無料で使いやすい。
「EaseUS Todo Backup」無料のイメージバックアップソフト - 窓の杜
 で、作業はというとそりゃクローンにはそこそこ時間はかかったけど、まあまあ数時間というところ。その後はパソコンばらしてついてるハードディスクを外して、ハイブリッドHDDをつけて、電源を入れる。これまでの経験でいうと、これで上手くいったことがなく、このへんから様々な試行錯誤がはじまりだいたい明け方近くにどうやってそうなったかもわからないままに強引にうまくいくなんてことになるのだが。今回はというと、もうそれこそすぐにウィンドウズが立ち上がって、それもけっこうサクサクで、さらにはほとんど一切といっていいくらいにシーク音がしない。こんなに上手くいっていいのかしらんと思うくらいだ。
 とりあえずこれで2〜3年、パソコンの延命が図れればこれに越したことないのだけど。