新印象派展に行く

http://www.tobikan.jp/exhibition/h26_neoimpressionism.html:TITLE
前日24日が初日。大好きな点描派なので見逃すことはできないと思い出かける。ただし諸々あり出遅れて上野に着いたのが3時半過ぎ。駐車場から東美まではさほど時間はかからないとはいえ、車椅子押してだとけっこうかかる。なんだかんだで入館したのは4時頃。観る時間は正味1時間半。全然時間が足らない。
今回の企画展は印象派から新印象派への流れ、さらに新印象派がどう展開され、さらにはフォーヴィスムに影響を与えたかを作品とともに辿るようになっている。
なので最初にいきなりモネ、モネ、モネ。しかも比較的初期というか、モネが写実的な風景画から脱したあたりのものをとりあげ、そこからピサロシスレーベルト・モリゾといったバリバリ印象派の何枚か、さらに印象派のフォロワーであった初期のシニャックやスーラへと続く。正直これだけでお腹いっぱいになりそう。
さらにスーラの美しい「セーヌ川、クールブヴォワにて」に感激。twitterにこんなことも記している。

今日の新印象派展を観て思った。自分は点描派というよりも単純にジョルジュ・スーラとカミーユピサロが好きなんだということ。スーラには理知性と抒情性が共存している(あくまで個人の感想)。

展示作品はそれからスーラに影響を受けたベルギー派の点描画家やマクシミリアン・リュス、レイセルベルヘ等を紹介。シニャックと共にスーラ亡きあとの新印象派を牽引したアンリ・エドモン・クロス等へと続き、最後に、マチスを数枚紹介してということになるのだが、もう時間が全然足らない。最後、クロスとかは完全に流した。
好きな絵ばかりだったのでとにかくもう一度絶対に行くと誓って退館。