新学期と弁当

今日から新学期。子どもは夏休みもほとんどの期間、夏期講習やら部活でほぼ毎日学校へ行っていたので、日常的な変化は一切なし。学校へ行く日は午後に部活がないとき以外はほぼ毎回弁当を作ってはいた。でも、これからは12月までほぼ毎日作り続けなくてはならない。それを思うと気が重い。
先日、カミさんの友人と少しだけ話をする機会があった。3年前にダンナさんを事故で亡くされ、苦労して娘さんをこの春大学に入学させたばかりだという。ちなみカミさんも彼女もずっと以前私とは同じ会社にいて二人とも部下だった。彼女が職場で魚の可愛らしいイヤリングをしていたのを、それは会社的にはアウトみたいな突っ込みをして、ずいぶんと文句というかブーイングをしてくれたのをよく覚えている。
その彼女に子どもの弁当を作っているという半分愚痴みたいな話をしたところ、子どもの弁当作りが高校だけで終わると思ったら大間違いだそうだ。なんでもお子さんには毎日食事代として500円程度あげていたのだが、年頃の娘さんだけに洋服とかいろいろ買いたい。もちろんバイトもしているのだが、食費も切り詰めたいらしい。冗談半分に毎日弁当箱を洗うなら弁当作っていいみたいなことを言ったら、それに乗ってきて弁当を作る羽目に陥ったそうな。お子さんは500円の食事代をまんまお小遣いとして貯めるのだそうな。
なんかそんな話を聞くと微笑ましくもあるが、うちの子どもについてもまだまだ先が見えないのかもしれないとも思う。高校卒業しても手がかかる可能性が大きいということのようだ。取りあえず新学期初日の弁当。