吹部定期演奏会

娘の入っている吹奏楽部の定期演奏会。開場13時、開演13時半と午後なので余裕を持って行けた。開場の少し前に着くが、ハンディキャップ者用に用意されたたった一台の駐車スペースは、いつものように普通の車がきちんと駐車している。
とりあえず空きスペースに車を入れて妻を降ろして体育館に向かう。開場時間より少し前だったが、車椅子ということもあり先に入れてもらい、一番前の席座れた。
いつもはぎりぎりの時間なので、けっこうあたふたするのだが、こういう風に余裕があるとラクチンである。とはいえ出かけるとなるとそこそこに準備ダンドリもあるからなかなかこういう風にはいかないのが現実。
娘たちの演奏はというと、まあ一言でいえば「まあまあかな」というところ。少なくとも昨年の秋とか、年明け新年会の演奏とかに比べれば、格段には上手くなってはいたし、そこそこにまとまりもあるにはあった。
やはり毎日、朝練もあり、放課後もほとんど練習しているのだから、それなりに上達はするものなのである。とはいえ、その練習もまあ人並みにということである。だからまあ人並みの演奏に近づいたという、そういう意味合いかな。コンクールとかで金賞をとる学校や、普門館の常連校などとは比べ物にもならないレベルである。しかしああいうハイレベルな学校の練習とかはどんなものなんだろうね。
ベテラン指導者による熱心な指導とクラブとしての伝統的な練習方法とか。そしてとにかく圧倒的な練習時間量とそれをとにかくこなしていく生徒さんの真摯な活動。そういうことなんだろうな。よくテレビとかで紹介される普門館常連校の練習とかを見ると、そういうのがよく分かるもの。それに比べれば娘のクラブは、けっこうユルユルだし。さらにいえばそのユルユルの活動でさえ、ほとんど悲鳴をあげつつ、サボリ気味のうちの娘などは・・・・、あんまりそこのところは考えたくはないな。
それでもとりあえず楽器が好き、吹奏楽が好きと、そういうところは変わらない。まあ「好きこそもののあはれ」じゃないけど、とりあえず音楽を愉しみとして続けているのはいいことだとは思う。
とはいえ今年は三年で、受験だし、どうせユル目の部活なので、さらにユルク、そろそろ勉強にきちんとシフトしてもらいたいと思うのだが、それもあんまり期待できそうにないだろうな。なんたって自分の子だもん。わかっているわさ。