廃盤名画をDVD化 TSUTAYA

19日朝日朝刊の文化欄30面に載っていた記事である。

映像作品のレンタルなどをする「TSUTAYA」を展開するカルチャア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、未発売や廃盤で現在レンタルできない映画のDVD化を進めている。「発掘良品名作復刻リクエスト」として、復刻して欲しい作品を公募したところ、1月までに7221件、3751作品のリクエストがあった。最多得票の「マイ・フレンド・フォーエバー」(1995年、ピーター・ホートン監督)を、6月8日から貸し出す予定だ。
CCCではこのほか、要望が多く権利関係がクリアできた7作品を順次、レンタルするという。これまでに決まったのこのほかの復刻作は次の通り。
ハロルドとモード少年は虹を渡る」「フライド・グリーン・トマト」「組織」「ハード・ボイルド新・男たちの晩夏」「メカニック」「ザ・クラッカー真夜中のアウトロー」「ヤング・ゼネレーション」

この最後の「ヤング・ゼネレーション」に激しく反応する。ピーター・イエーツ監督作品の青春映画。自転車レースに賭ける落ちこぼれ青年の話。好きなんだよなこれ。主演はデニス・クリストファーだったか。
この映画、アカデミー賞作品賞こそ逃したけど、ゴールデン・グローブ賞は受賞したんだっけ。最後の自転車レースで主人公が勝利するときには劇場中で拍手喝采があがるという。日本では興行的に成功しなかったけど、本国ではけっこうヒットした作品だったはず。
私この映画、確か横浜の二番館、三番館あたりで観たのだが、当然ラストで拍手をした。そのときは、けっこうあちこで拍手喝采するやつがポツポツいたっけ。見知らぬ誰かばかりだが、みんな映画が大好きな奴らだったんだと思う。
当然私としてはビデオは持っているのだが、確かにいわれてみればDVDはないし。レンタル屋でも見たことがない。見つければ当然借りていたはずだし。まあこういうのが復刻されるのは大変嬉しい。もともとTSUTAYAの良品発掘シリーズは大好きな企画でもある。大変愉しみではある。
http://www.tsutaya.co.jp/movie/ms/t-hr/fukkoku.html:Title