休日出勤

今月から経理や給与計算等も担当することになった。昨年からも一応バックアップとして総務経理の手伝いをしていたのだが、今月からはすべて自身の職責となる。
役員などというが、そこはそれ小さな会社である。伝票処理やら会計ソフトや給与ソフト等にも精通しなければならない。正直まいったなというところだ。五十路をはるかに過ぎてから、なにお今さら仕訳である。振替伝票って何、みたいな感じである。
不慣れな業務のためかとにかく時間がかかる。仕事をするうえでのアタリをつけることができない。過去の帳簿だのデータだのにあたって初めて解決みたいこともある。さらには、データ処理、ファイル処理、早い話が業務の見直しをも平行して進めなくてはならない。日々これ「やれやれ」状態である。
そのためか、11月以降はほとんど土曜日は出社することになってしまった。当然、今日もそうである。こういう仕事的泥沼の日々は、30前後の時以来だろうか。まあ考えてみれば、新卒で就職した頃は、まだまだ週休二日でもなかった。最初は土曜日は半ドンだったか。それが隔週で休みがとれるようになって。完全週休二日の会社に入ったのは、たぶん3社目あたりだったか。でもそのときがまさしく仕事泥沼状態だったから、なかなか週休二日生活みたいなことにはならなかった。
それでもここ20年近くはずっと週休二日生活だったので、土日休むことに体が慣れてしまった。そういうことなので、ここのところの土曜出勤はけっこうしんどい。
なんとか日曜日だけは休みがとれている。それだけでいいじゃないかという声もあるだろう。正直にいうと日曜日も出たいくらいである。なんとか早期に仕事にアタリをつけたい。そういう思いである。とはいえ1日は家事をまとめてやらなければならないのが現実。やれ掃除だの、買い物だの、ウィークデイにできない細々も片付けなくてはならない。泥沼の連続。「分け入っても 分け入っても 青い山」的心象風景である。